リラナン【リラナン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9951号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | リラナン よみ:リラナン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | リラフロール ハンデルスクワケライ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2676BS マースダイク コルテ クライスウェッヒ 141 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン フック | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「マヨール ボスマロット」に育成者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さは中、中空の程度は極小、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや短、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、葉の基部の形は平、一次欠刻は深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさはやや小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は少である。管状花部の直径は大、管状花数はやや多、長さは大である。花弁の形は平弁及び丁字状花弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅は狭、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2502)、裏面の色は黄白(同2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さは長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。「デシモ」と比較して、葉の基部の形が平であること、花弁先端の形が丸いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1992年に育成者の温室(オランダ王国)において、「マヨール ボスマロット」に育成者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ナンシー」であった。 |
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