リオ五輪予選代表選考会、プロ転向
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「清水聡 (ボクサー)」の記事における「リオ五輪予選代表選考会、プロ転向」の解説
2016年1月26日、リオ五輪アジア・オセアニア地区予選(3月、中国)の代表選考会で成松大介(自衛隊)と対戦し、0-2の判定負けを喫して補欠に回ることになり、自力での五輪出場はなくなった。 この敗退をきっかけにプロ転向を決断し、大橋ボクシングジムに所属することとなった。 2016年7月29日、後楽園ホールでB級プロテストを受験し、無事合格した。 2016年9月4日、スカイアリーナ座間でノ・インギュ(韓国)と58.0kg契約6回戦を行い、5回2分13秒KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。 2016年12月30日、有明コロシアムでカルロ・デメシーリョ(フィリピン)とフェザー級8回戦を行い、3回1分9秒KO勝ちを収めた。 2017年5月21日、有明コロシアムでOPBF東洋太平洋フェザー級15位の山本拓哉(エディタウンゼント)とフェザー級8回戦を行い、初回1分49秒TKO勝ちを収めた。 2017年10月2日、後楽園ホールで行われた「第61回フェニックスバトル」でOPBF東洋太平洋フェザー級王者のノ・サミュング(韓国)と対戦し、5回1分54秒TKO勝ちを収め、田中恒成に並ぶ日本最速タイとなるプロ4戦目でのOPBF王座の獲得に成功した。11月6日、東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は清水を2017年10月度の月間MVPに選出した。 2017年12月30日、横浜文化体育館で行われた「FUJI BOXING 2017」でエドワード・マシント(フィリピン)と対戦し、7回2分8秒TKO勝ちを収めOPBF王座の初防衛に成功した。 2018年3月26日、後楽園ホールで世界ランキング11位のグォン・ギョンミン(韓国)と対戦し、8回1分6秒TKO勝ちを収めOPBF王座2度目の防衛に成功した。 2018年8月17日、後楽園ホールで河村真吾(堺東ミツキ)と対戦し、4回2分43秒TKO勝ちを収めOPBF王座3度目の防衛に成功した。 2018年12月3日、後楽園ホールで元WBC世界ユースフェザー級王者の上原拓哉(アポロ)と対戦し、3回1分26秒TKO勝ちを収め、4度目の王座防衛に成功した。 2019年7月12日、大阪府立体育会館第1競技場でWBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者のジョー・ノイナイ(フィリピン)とWBOアジアパシフィックタイトルマッチを行い、6回2分18秒TKO負けを喫しプロ初黒星となった。この試合で両眼窩底・両眼窩内など計4カ所を骨折していたことにより、右目周囲の緊急手術を受けた。 プロ初黒星を喫し、両眼窩底骨折してからの再起戦は、2020年7月16日、後楽園ホールで行われた。新型コロナウイルス感染拡大による全国的な興行自粛があり、2月27日以来140日ぶりの公式試合で、自粛明け初のタイトルマッチになった。その結果、元日本フェザー級ユース王者・東洋太平洋フェザー級14位の殿本恭平(勝輝)を7回2分10秒TKOで破り、5度目の防衛に成功した。 2021年5月21日、OPBF・WBOアジアパシフィックフェザー級王座統一戦が後楽園ホールで行われ、WBOアジアパシフィック王者の森武蔵に12回3-0(116-112、118-110×2)で判定勝ちを収め、OPBF王座6度目の防衛と、WBOアジアパシフィック王座の獲得に成功した。
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