リオ五輪、世界選手権落選の挫折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 18:31 UTC 版)
「平野美宇」の記事における「リオ五輪、世界選手権落選の挫折」の解説
2015年9月2日(14歳)付の世界ランキングで17位となり、石川佳純、福原愛、伊藤美誠に次いで日本人4番目であったためリオ五輪女子団体代表から落選し団体戦の補欠選手となった。続くアジア選手権はシングルスは4回戦で劉詩雯( 中国)に敗れた。女子ダブルス、団体でも決勝で陳夢( 中国)に敗れ共に準優勝だった。10月ポーランドオープンアンダー21で優勝した。またコーチが新たに中澤鋭になる。12月グランドファイナルの女子ダブルスは、決勝で丁寧、( 中国)朱雨玲( 中国)組に完敗し2連覇を逃した。 2016年1月(15歳,中学3年生)、全日本選手権一般の部女子シングルスでは準決勝で直近1勝7敗と負けている伊藤美誠との対戦だったがストレートで破り史上最年少で決勝進出したが、フラッシュ撮影を気にして集中力を欠き、石川佳純に破れた。しかし世界選手権は前年の経緯から導入された勝利ポイント(世界ランキング50位以内を破った選手をポイント制で評価)が若宮三紗子に及ばず代表から漏れた。村上恭和女子代表監督は「全日本選手権で頑張った平野美宇でいいいんじゃないかと言われる方も理事会で多くいました。(中略)本当は選んでやりたい。平野は成長している。ただ、この勝利ポイント制を設けたのに、それを破棄して選ぶことは立場上できません」と説明した。4月のポーランドオープンでワールドツアーシングルス初優勝。8月のリオデジャネイロオリンピックでは上記の通り補欠選手となったために試合には出場できず、裏方として石川佳純らの練習相手を務めた。
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