ラブリーアシロ【ラブリーアシロ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10424号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | ラブリーアシロ よみ:ラブリーアシロ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 安代町 | |
品種登録者の住所 | 岩手県二戸郡安代町字叺田70番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 阿部幸雄、北口輝男、日影孝志、吉池貞 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、品種名不詳の個体の自然交配実生から選抜して育成されたものであり、花は内面上部が紫ピンク色、内面中部が淡紫ピンク色、外面が明赤味紫色で、切り花向 きの晩生種である。 植物体の形状は直立性、草丈は90~119㎝である。茎の直径は5.0~7.9㎜、横断面の形状は円形、上部の色は緑、着色程度は多、下部の色は緑、着色程度はやや多である。1節側枝発生数は5~8、2節以上の側枝発生数は13~18、1節側枝発生位置は上部~中部である。葉長は7.0~9.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は広披針形、葉表面の色は濃緑、着色程度は無、裏面の色は緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は全体一斉、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は30~49である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9㎝、直径は1.2~1.5㎝、先端の直径は1.0~2.4㎝、転回はやや外反転、花冠内面上部の色は紫ピンク(JHS カラ-チャ-ト8903)、内面中部の色は淡紫ピンク(同8902)、外面の色は紫ピンク(同8903)、内面上部 の斑点は無、内面中部の斑点は中、外面の斑点は無、内面中部の斑点の色は濃赤味紫(同8902、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さは12~13㎜、幅は10~11㎜、形状はⅣ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形は筒状である。開花期は晩で、育成地(岩手県二戸郡安代町)では9月中旬である。「ときめきむねろ」と比較して、花冠先端の直径が狭いこと、花冠内面中部の斑点の色が濃赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和60年に、出願者のほ場(岩手県二戸郡安代町)において、品種名 称不詳の個体の自然交雑実生から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ラブリーアシロのページへのリンク