ラブリーウイッチ ファイアーワークス【ラブリーウイッチ ファイアーワークス】(草花類)
登録番号 | 第11530号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラブリーウイッチ ファイアーワークス よみ:ラブリーウイッチ ファイアーワークス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ランバノ」に「レディーファイアー」を交配して育成されたものであり、花はセパルが濃紅の地色にやや濃い濃紅色の条線が入る、ペタルが濃紅の地色に淡紫ピンク色の覆輪及びやや濃い濃紅色の条線が入る、リップはてい形で淡紫ピンクの地色に濃紫赤色の斑点及び濃紅色のぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は扁円形、高さは31~60㎜、長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は30~60度、葉の長さは45~75㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12㎜、長さは30~50㎝、色は淡褐、抽出の方向はやや垂下である。咲き型は部分抱え・反転咲き、花の横径及び縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲倒卵形、先端の形は不等切形、ペタル正面の形は倒卵形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形はてい形、先端の形は切形、周縁の反転及び波打ちは中である。全体的な花色は赤系、花色はセパルは濃紅(JHS カラーチャート0108)の地色に濃紅(同0109)の条線が入る、ペタルは濃紅(同0108)の地色に淡紫ピンク(同9501)の覆輪及び濃紅(同0109)の条線が入る、リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に濃紫赤(同9709)の斑点及び濃紅(同0108)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は初冬である。「ドロシーストックスティル フォアゴットンフルーツ」と比較して、セパル及びペタルの地色が濃紅であること、リップに斑点及びぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「ランバノ」に「レディーファイアー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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