ラウンド 3 - 第29回ラリー・メキシコ
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「2015年の世界ラリー選手権」の記事における「ラウンド 3 - 第29回ラリー・メキシコ」の解説
ラウンドラリー表彰台記録順位車番ドライバーチームタイムステージ数走行距離出走台数完走台数3 第29回ラリー・メキシコ(3月6日-8日) - 結果およびレポート 1 1 セバスチャン・オジェ ジュリアン・イングラシア フォルクスワーゲン・モータースポーツ (フォルクスワーゲン・ポロR WRC) 4:19:13.4 21 394.21 km 30 23 2 4 マッズ・オストベルグ ジョナス・アンダーソン シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム (シトロエン・DS3 WRC) 4:20:32.2 3 9 アンドレアス・ミケルセン オーラ・フロエネ フォルクスワーゲン・モータースポーツ II (フォルクスワーゲン・ポロR WRC) 4:20:38.5 セバスチャン・オジェがシェイクダウンを制してラリーは始まった。夜間スペシャルステージはユネスコの世界遺産であるグアナフアトのトンネルで行われた。ステージはティエリー・ヌービルがロレンツォ・ベルテッリを抑えて制した。 2日目は2015年シーズン初のグラベルセクションから始まった。オジェは路面をきれいにしなければならない難しい役割を担ったにも関わらず、リードを取る機会を得た。第3ステージでオット・タナクは自らのドライブするフォード・フィエスタ RS WRCのコントロールを失い、コースアウトしてステージ脇の湖に水没した。タナクとコドライバーのライゴ・モルダーはかろうじて車の中から脱出した。同ステージを制したクリス・ミークは次のステージでクラッシュ、彼のシトロエン・DS3 WRCは大きく損傷、リタイアした。翌朝にはロバート・クビサとヘイデン・パドンもリタイアした。 ティエリー・ヌービルはSS8でクラッシュしたが、2日目終了時点でヤリ=マティ・ラトバラを抑えて首位に立った。タナクのマシンは水没したが、Mスポーツ・ワールドラリーチームのクルーは翌日までに修理を行い走行可能となった。しかしながらサービスを離れた後に故障し、リタイアとなった。タナクは最終ステージをどうにか終えて、結局総合22位で完走となった。最終日、ラトバラがオジェを追いかけたが、リアホイールを破損して総合15位という結果に終わった。オジェはパワーステージでの最大ポイントを得て前シーズンからの5連勝を遂げた。2位争いはマッズ・オストベルグとアンドレアス・ミケルセンの戦いとなり、オストベルグが6.3秒差を付けて勝利した。エルフィン・エヴァンズは4位で自己最高記録を達成した。5位は負傷から復帰したヒュンダイのダニ・ソルドであった。
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