ラウンド 2 - 第63回ラリー・スウェーデン
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「2015年の世界ラリー選手権」の記事における「ラウンド 2 - 第63回ラリー・スウェーデン」の解説
ラウンドラリー表彰台記録順位車番ドライバーチームタイムステージ数走行距離出走台数完走台数2 第63回ラリー・スウェーデン(2月13日-15日) - 結果およびレポート 1 1 セバスチャン・オジェ ジュリアン・イングラシア フォルクスワーゲン・モータースポーツ (フォルクスワーゲン・ポロR WRC) 2:55:30.5 21 308.00 km 44 40 2 7 ティエリー・ヌービル ニコラ・ジルソウル ヒュンダイ・モータースポーツ (ヒュンダイ・i20 WRC) 2:55:36.9 3 9 アンドレアス・ミケルセン オーラ・フロエネ フォルクスワーゲン・モータースポーツ II (フォルクスワーゲン・ポロR WRC) 2:56:10.3 セバスチャン・オジェが開幕から2連勝して選手権のリードを広げた。ラリーの始まりは、WRC2のフォード・フィエスタをドライブするポンタス・タイデマンドがカールスタッドでの木曜夜のスーパーステージを制した。オジェは金曜のオープニングステージを制し、チームメイトのヤリ=マティ・ラトバラが続いた。フォルクスワーゲンのサードドライバー、アンドレアス・ミケルセンはオジェとラトバラが雪に突っ込みそれぞれ4位、23位に後退した間に首位に立ち、SS9でリードを広げた。ミケルセンは土曜の最終ステージまでリードしたが、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが新しいタイヤに交換後首位に立つ。ミケルセンとオジェはそれぞれ1.5秒、9.6秒差で続いた。ミケルセンは日曜のオープニングステージで首位に立ち、最終ステージまでオジェに3秒差を付けていた。最終パワーステージでは追加のポイントが与えられる。 最終パワーステージは前ステージまでの順位の逆、ヌービル、オジェ、ミケルセンの順でスタートし、ヌービルはオジェのタイムを上回った。初優勝の懸かったミケルセンは雪をヒットし40秒を失い、ヌービルにかわされ、オジェの逆転勝利が決まった。オット・タナクは4位でフィニッシュ、これは2012年以来の自身のベストリザルトとなった。ヘイデン・パドンは負傷したダニ・ソルドをかわして5位に入った。6位、7位はイギリス人ドライバーのエルフィン・エヴァンズ、クリス・ミークが入った。マルティン・プロコップはユーリ・プロタソフを抑えて8位に入った。プロタソフは自身初のステージ勝利を挙げた。マッズ・オストベルグが10に入ってポイントを獲得した。オストベルグはSS11で雪をヒットし、パワーステージでは3位に入ってポイントを獲得した。最終ステージ後、フォルクスワーゲン・モータースポーツはラトバラのリタイアを決定した。次戦のラリーメキシコに関連した規則のため、ラトバラは12位まで順位を回復した。
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