ラウンド 4 - 第35回ラリー・アルゼンティーナ
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「2015年の世界ラリー選手権」の記事における「ラウンド 4 - 第35回ラリー・アルゼンティーナ」の解説
ラウンドラリー表彰台記録順位車番ドライバーチームタイムステージ数走行距離出走台数完走台数4 第35回ラリー・アルゼンティーナ(4月24日-26日) - 結果およびレポート 1 3 クリス・ミーク ポール・ネーグル シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム (シトロエン・DS3 WRC) 3:41:44.9 (12)2a11 (315,86 km)2b292,81 km 60 26 2 4 マッズ・オストベルグ ジョナス・アンダーソン シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム (シトロエン・DS3 WRC) 3:42:03.0 3 6 エルフィン・エヴァンズ ダニエル・バーリット Mスポーツ・ワールドラリーチーム (フォード・フィエスタWRC) 3:45:12.3 クリス・ミークがWRCにおける自身初の勝利を挙げた。イギリス人ドライバーによる勝利は2002年のサファリラリーにおけるコリン・マクレー以来のものとなった。 シトロエンの勝利は2013年のラリー・ドイチュラント以来であり、マッズ・オストベルグが2位に入ったことで、シトロエンの1-2も2012年のラリー・フィンランド以来のこととなった。フォード・フィエスタWRCのエルフィン・エヴァンズも自身初の表彰台となった。このラリーはフォルクスワーゲンがWRCに復帰して以来、初めて表彰台を獲得できなかったイベントとなった。 ラリーは損耗が激しく、完走車両も少なかった。メカニカルトラブル無く完走したのは5台に過ぎなかった。第2ステージでは2度のタイトルを獲得したセバスチャン・オジェがインジェクターのトラブルに見舞われた。一方ロレンツォ・ベルテッリは同ステージでリタイアした。続く第3ステージではアンドレアス・ミケルセンとヘイデン・パドンが技術的な問題に見舞われ、両名とも翌日再スタートとなった。オット・タナクは第4ステージでホイールを失ったが、翌日再スタートした。2日目、パドンは第9ステージでクラッシュし、ダニ・ソルドは第10ステージでパワーステアリングトラブルのためストップした。両名とも最終日に再スタートとなった。最終日はヤリ=マティ・ラトバラが第11ステージでエンジントラブルに苦しめられ、ミケルセンとティエリー・ヌービルは最終ステージの同じ場所でクラッシュした。オストベルグもオープニングステージでエンジントラブルに苦しめられたが、第2ステージで回復した。 オジェはパワーステージで勝利し、総合17位となった。ソルドはパワーステージで2位となり、彼は5位となった。オストベルグは2位でフィニッシュした。
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