ゆめみのり【ユメミノリ】(食用作物)
登録番号 | 第12280号 | |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめみのり よみ:ユメミノリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 島田信二、高田吉丈、境哲文、河野雄飛、島田尚典、高橋浩司、足立大山、田渕公清、菊池彰夫、湯本節三、中村茂樹、伊藤美環子、番場宏治、岡部昭典 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「刈系434号」にγ線を照射して育成された固定品種であり、育成地(秋田県仙北郡西仙北町)における成熟期は中の晩、伸育型は有限、主茎長は中、粒は中の小、種皮色が黄白、粒形が球で低アレルゲン性品種である。伸育型は有限、分枝数は少、胚軸の色は紫、主茎長及び主茎節数は中、最下着莢節位高はやや高である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は黄白、粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は黄、粒の大小は中の小、子実の品質は中の上である。開花期は中の早、成熟期は中の晩、生態型は中間型、粗蛋白含有率は高、粗脂肪含有率は中である。7S蛋白質サブユニットの有無はα・α`欠、倒伏抵抗性は強、ダイズウイルス病圃場抵抗性は強、ダイズシストセンチュウ抵抗性は弱である。「タチユタカ」と比較して、粒形が球であること、7S蛋白質サブユニットの有無がα・α`欠であること等で、「スズユタカ」と比較して、熟莢の色が褐であること、7S蛋白質サブユニットの有無がα・α`欠であること等で、「スズカリ」と比較して、粒形が球であること、粒が小さいこと、7S蛋白質サブユニットの有無がα・α`欠であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に農業生物資源研究所放射線育種場(現独立行政法人農業生物資源研究所、茨城県那珂郡大宮町)において、「刈系434号」にγ線を照射し、以降、東北農業試験場(現農業・生物特定産業技術研究機構、秋田県仙北郡西仙北町)において、処理第2代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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