ゆめそだち【ユメソダチ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9202号 |
登録年月日 | 2001年 8月 16日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめそだち よみ:ユメソダチ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池谷文夫、濃沼圭一、伊東栄作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の「Mi29」を母系とし、「Na50」を父系とする交雑品種であり、育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期は中生、稈長はやや長で粒質はフリントがかったデントのサイレージ向きの品種である。初期生育はやや不良、雄穂抽出期、絹糸抽出期及び黄熟期は中生、稈長はやや長、稈径は細、着雌穂高及び全葉数は中、葉長はやや短、葉幅やや広である。雄穂長はやや長、枝梗数は少、葯色は黄色、絹糸色は緑色、雌穂長はかなり長、雌穂径は太、粒列数は中、一列粒数はかなり多、穂芯色は桃色、粒質はD(F)、粒色は橙色、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型はややくさび型、百粒重は重である。倒伏抵抗性、折損抵抗性及びごま葉枯病抵抗性はかなり強である。「さとゆたか」と比較して、枝梗数が少ないこと、粒質がフリントがかったデントであること等で、「はたゆたか」と比較して、葯色が黄色であること、粒質がフリントがかったデントであること、百粒重が重いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有の「Mi29」を母系とし、「Na50」を父系とする交雑品種であり、平成3年に出願者のほ場(宮崎県都城市)において両親自殖系統間の検定交配を行い、以後、交配組み合わせ検定試験を実施し、5年から特性の調査を行い、8年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「九交B78号」であった。 |
- ゆめそだちのページへのリンク