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Mi29【Mi29】(野菜)

登録番号 第6865号
登録年月日 1998年 10月 29日
農林水産植物の種類 とうもろこし
登録品種の名称及びその読み Mi29
 よみ:Mi29
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 池谷文夫 濃沼圭一 伊東 栄望月昇 井上康昭 野崎國彦 藤田勝見
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,アメリカから導入したデント種自殖系統交雑系統「NX220」に「P3358」を交配し,これに「P3358」を戻し交配した系統から育成され固定品種であり,育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期は晩生で,粒質はD(デント),倒伏抵抗性及びごま葉枯病抵抗性の強い一代雑種親品種である。  初期生育はやや不良葉長は中,幅は広,葉色はやや濃緑,全葉数は多,稈長はやや長,着雌穂高は中,稈径はやや太,分げつ数は極少である。雌穂数は1.5穂,絹糸色は緑色,穂色は桃色,穂柄角度上向,穂柄長は中,雌穂長はやや長,雌穂径はかなり太,雌穂形は先端円錐型,雌穂重は極重,粒列数は多,一列粒数は多,雄穂長は中,梗数は少,色は黄色である。種子色は橙色種皮色は無色,粒質はD(デント),胚乳澱粉通常澱粉,粒形はくさび形,粒重は中,雄穂抽出期及び絹糸抽出期は晩生雄性不稔性は無である。倒伏抵抗性及びごま葉枯病抵抗性はかなり強である。  「H84」と比較して幅が広いこと,雌穂重が重いこと,粒列数が多いこと,色が黄であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,昭和59年草地試験場栃木県那須郡西那須野町)において,アメリカから導入したデント種自殖系統交雑系統「NX220」にデントF1品種「P3358」を交配し,これに60年に「P3358」を戻し交配した系統母材として,耐倒伏性及び病害抵抗性等の優れた系統及び個体選抜,自殖を行い63年からは宮崎県総合農業試験場宮崎県都城市)において,系統及び個体選抜,自殖を繰返した後,平成2年九州農業試験場宮崎県都城市)において,再び選抜と自殖を行って育成され固定品種である。2年にF1組合せ能力検定試験4年以降「Mi29」の名称を付して特性調査等の試験行い6年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである





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