ゆめちから【ユメチカラ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11241号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめちから よみ:ユメチカラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池谷文夫、伊東栄作、濃沼圭一、江口研太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Mi29」を母系とし、「Mi47」を父系とする交雑品種であり、育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期はやや早生、絹糸抽出期は早生、稈長はかなり短で粒質はDFのサイレージ向きの品種である。初期成育は中、雄穂抽出期はやや早生、絹糸抽出期は早生、稈長はかなり短、稈径は細、着雌穂高は低、全葉数は中、葉長は短、幅はやや広である。雄穂長はやや長、枝梗数は中、絹糸の色は緑色、雌穂長は長、径は中、粒裂数はやや少、一列粒数は多、穂芯色は桃色である。粒質はDF、色は橙色、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型はくさび型、百粒重は重である。倒伏抵抗性は極強、折損抵抗性はかなり強、ごま葉枯病抵抗性はかなり強である。「タカネワセ」と比較して、稈長が短いこと、雌穂長が長いこと、一列粒数が多いこと等で、「P3358」と比較して、稈長が短いこと、雌穂長が短いこと、一列粒数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「Mi29」を母系とし、「Mi47」を父系とする交雑品種であり、平成6年に九州農業試験場(現農業技術研究機構、宮崎県都城市)において交配検定を実施し、7年に能力検定試験を行い、以後、特性の調査を継続し12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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