ゆめのはたもち【ユメノハタモチ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7752号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめのはたもち よみ:ユメノハタモチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 根本博、平山正賢、岡本和之、宮本勝、須賀立夫、奥津喜章、金忠男、古賀義昭、平澤秀雄、桐原俊明、石原正敏、横田国夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「農林糯4号」にインド在来種「JC81」を交配し,その後代に「農林糯4号」を戻し交配して育成された固定品種であり,育成地(茨城県水戸市)における出穂期は中生の晩,稈長,穂長及び穂数が中で,耐干性に優れた陸稲,糯種である。草型は偏穂重型,稈長は中,稈の細太はやや太,剛柔及び止葉の直立の程度は中である。穂長,穂数及び粒着密度は中,穂型は紡錘状である。穎色は黄白,ふ先色及び芒色は黄白-黄,芒の有無と多少は少,芒長は短である。玄米の形は細長,大小は大,精玄米千粒重は大,玄米の見かけの品質は中の中である。出穂期及び成熟期は中生の晩,耐干性は極強,穂発芽性は難,耐倒伏性はやや強,脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型は+,穂いもち圃場抵抗性は極強,葉いもち圃場抵抗性は強である。「農林糯4号」と比較して,稈長が短いこと,ふ先色及び芒色が黄白-黄であること,出穂期が遅いこと,耐干性が強いこと等で,「ツクバハタモチ」と比較して,稈長が短いこと,玄米の形が細長いこと,玄米及び精玄米千粒重が大きいこと,耐干性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和54年に茨城県農業試験場(水戸市)において,「農林糯4号」にインド在来種「JC81」を交配し,その後2世代に渡り「農林糯4号」を戻し交配し,以後,系統育種法により育成された固定品種であり,平成2年から生産力検定試験及び特性検定試験,4年から奨励品種決定試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「関東糯168号」であった。 |
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