ゆめつよし【ユメツヨシ】(飼料作物)
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登録番号 | 第12187号 |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめつよし よみ:ユメツヨシ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 澤井晃、池谷文夫、伊東栄作、濃沼圭一、江口研太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Mi44」に「Mi62」を交配して育成された品種であり、育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期はやや晩生、稈長は長で粒質はデント(フリント)のサイレージ向きの品種である。初期成育はやや不良、雄穂抽出期及び絹糸抽出期はやや晩生、稈長は長、稈径は細、着雌穂高は中、全葉数はやや多、葉長はやや短、幅はやや広である。雄穂長はやや長、枝梗数はやや少、絹糸の色は緑色、雌穂長はかなり長、径及び粒裂数は中、一列粒数はかなり多、穂芯色は混合、穂柄長は長である。粒質はデント(フリント)(D(F))、色は橙色、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型はややくさび型、百粒重は重である。倒伏抵抗性は極強、折損抵抗性及びごま葉枯病抵抗性はかなり強である。「はたゆたか」及び「ゆめそだち」と比較して、穂芯色が混合であること、穂柄が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に九州農業試験場(現農業技術研究機構、宮崎県都城市)において、「Mi44」を種子親とし「Mi62」を花粉親として自殖系統間の検定交配を実施し、8年に能力検定試験を行い、以後、特性の調査等を継続し13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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