ゆめさやか【ユメサヤカ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10966号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめさやか よみ:ユメサヤカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山形県 | |
品種登録者の住所 | 山形県山形市松波二丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐藤晨一、櫻田博、横尾信彦、佐野智義、山川淳、中場理恵子、結城和博、佐藤久喜 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「山形40号」に「奥羽341号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(山形県東田川郡藤島町)における成熟期は極早生、障害耐冷性がやや強、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、iの水稲、粳種である。草型は偏穂重、稈長、細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中、穂数はやや少、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は白である。芒の有無と多少は少、芒長は中、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、粒色は白、色沢及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は上の下、光沢はやや良、香りは無、腹白及び胴割の多少は少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は極早生、穂揃日数はやや短、障害型耐冷性はやや強、出穂遅延型耐冷性は強、穂発芽性は中、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、地上部全重及び収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、i、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性はやや強、白葉枯病圃場抵抗性は弱である。「みちのくわせ」と比較して、障害型耐冷性が強いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、iであること等で、「はなの舞い」と比較して、出穂期及び成熟期が早いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、iであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に山形県立農業試験場庄内支場(東田川郡藤島町)において、「山形40号」に「奥羽341号」を交配し、その雑種第4代を個体選抜、以後、系統育種法により選抜、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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