よかまい【ヨカマイ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9302号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | よかまい よみ:ヨカマイ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 福岡県 | |
品種登録者の住所 | 福岡県福岡市博多区東公園7番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 濱地勇次、今林惣一郎、大里久美、西山壽、川村富輝、吉野稔、松江勇次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「南海102号(後の「ヒノヒカリ」)」に「ヨカミノリ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(福岡県筑紫野市)における成熟期は中生の晩、耐倒伏性がやや強、脱粒性が難の水稲、粳種である。草型は中間型、稈長、稈の細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度は立、穂長はやや短、穂数は中、粒着密度はやや密、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀、芒長は極短である。玄米の形、大小及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は上の下、光沢は良である。出穂期及び成熟期は中生の晩、穂発芽性は中、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、ta2、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、白葉枯病圃場抵抗性は中である。「ツクシホマレ」と比較して、草型が中間型であること、稈長が長いこと、白葉枯病抵抗性品種群別が金南風群であること等で、「ヒノヒカリ」と比較して、草型が中間型であること、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、ta2 であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に福岡県農業総合試験場(筑紫野市)において、「南海102号(後の「ヒノヒカリ」)」に「ヨカミノリ」を交配し、平成2年に個体選抜を行い、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、4年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ちくし18号」であった。 |
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