ユニット・パイロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 09:40 UTC 版)
「機動戦士ガンダム ギレンの野望」の記事における「ユニット・パイロット」の解説
機体には固有名をもつパイロットを乗せることができ、乗せたユニットの回避率、攻撃回数、格闘攻撃発生確率等の性能が向上する他、同一部隊や指揮影響圏内にあるパイロットが乗っていない機体の性能も向上する。指揮影響圏は士官級以上しか持たず、階級によって範囲の広さ、重複した場合の優先順位が決まる。このため無能な高官は指揮影響圏を持つ指揮官が他に誰もいない際はいないよりはマシであるが、有能な指揮官が居た場合はその能力を発揮させないため邪魔になる。また仲の良いキャラクターが最大2名設定されており、これが隣接及び同部隊だと士気が上昇する。 またユニットには各個に限界能力が設定されており、パイロット能力や指揮補正で向上する性能に上限がある。また複数の武器を持つ場合、パイロットや指揮影響がなければ2番目以降の武器を使用することはなく、また能力により発生確率も変化する。 これにより、コスト度外視で生産された高性能試作機・指揮官用の高性能量産機・エースパイロット専用機、高いポテンシャルを持つ大型機などの有能なパイロットを乗せて真価を発揮する機体と、無名パイロット(一般兵)の操縦でも十分に性能が引き出せる量産機との差異が生まれ、双方をうまく使いこなす必要がある。 なおNT専用機にオールドタイプのパイロットを乗せることも出来るが本来の力は発揮できない(例として、シムスをブラウ・ブロに乗せてもオールレンジ攻撃は原則発生しない)。連邦側の主人公であるレビルは最弱だがNTに覚醒していたという設定が踏襲されており、『ジオンの系譜』ではレビルをサイコガンダムに搭乗させて活躍させられるため、非NTのギレンより能力的に上とされる。 1部隊あたりモビルスーツなどなら3ユニットまでスタックできる(艦船、大型モビルアーマー等はスタック不可)。これが戦闘時そのまま前列・中列・後列となり、前列に近い程敵の攻撃が集中する。隣接する敵部隊へ直接攻撃する際は、双方一斉射撃戦後、前面に立つ3ユニットのみ格闘攻撃を行える。 また攻撃は一斉に行うので、最大で6部隊対1部隊の戦闘もある(敵側は1部隊に対してしか反撃できない)。間接攻撃でも直接攻撃と同時に行った方が命中しやすいが、画面に出ている部隊以外の命中率は落ちる。 また再現およびIF要素として、パイロットのセリフおよびパイロット同士の会話がある。自分のみならば戦闘開始時と敵部隊か自ユニット撃破時、味方同士ならば隣接あるいは同部隊にスタック時、敵ならば戦闘開始時に会話が行われる。アニメなどの再現もあれば、マスター・ピース・レイヤーとユウ・カジマ、アムロ・レイ対アナベル・ガトーなどの夢の会話もあり、本ソフトの特徴を強く示している。
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