メディア・芸能界への転身後とは? わかりやすく解説

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メディア・芸能界への転身後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 04:41 UTC 版)

嶋尾康史」の記事における「メディア・芸能界への転身後」の解説

大阪マネジメント事務所「ACT-21」に所属1997年から1998年までは、毎日放送KBS京都阪神戦中継スポット契約解説担当していたほか、『朝ダッシュ!』(毎日放送制作平日早朝生放送編成されていたテレビ番組)でスポーツキャスター務めていた。後に野球解説者として正式に契約することを打診されたが、「(故障で)野球ができなくなったので、野球向き合えなくなった自分程度実績解説するなどおこがましい」との理由固辞当時「ACT-21」を訪れていた深町幸男演出家)が同事務所の関係者通じて「彼(嶋尾)に台詞をしゃべらせてみたい」という意向伝えたことをきっかけに、俳優へ転身した深町演出手掛けた1998年放送連続ドラマ魚心あれば嫁心』(テレビ東京)で、俳優として本格的にデビュー2002年には『ミスター・ルーキー』(かつて所属した阪神題材にした実写映画)に「阪神4番打者多田」としてユニフォーム姿で出演したが、2009年以降俳優としての活動期間が阪神投手時代上回っている。 また、近年舞台演出家としても活動女性アイドルグループJK21」のプロデュース手掛けるほか、2016年から「Team337」(柊子やACT-21所属若手俳優中心に構成される劇団ユニット)を率いている。また、阪神球団発行する月刊誌月刊タイガース』では、「嶋尾康史のトラリンク!」という対談企画ホスト務めている。 2017年からは、eスポーツプロチーム運営にも関与当初インフィニティ大阪総監督を務めていたが、同チームサイクロプス大阪との合併によって消滅したことを機に同年12月からサイクロプス大阪のシニアアドバイザーに転じている。 俳優としては脇役起用されることが多いが、プロ野球出身者らしく、恵まれた体格醸し出す独特の存在感持ち味俳優デビュー直後から嶋尾を自身の作品起用している若松節朗映画監督)から、「自分不器用であることを分かっているからこそ、1つ台詞に対して100練習するなど、一生懸命努力している」として「日本一不器用な俳優」という表現高く評価されている。嶋尾自身は、野球選手俳優相違点について、自身経験を基に「野球では結果がすぐに出るが、芝居には正解がなく、(映像作品撮影監督や他の演出家から出演シーンに)OK出ても『大正解』とは限らない。ただ、『お客さんありき(で公に活動している)』というところは、野球でも芝居舞台作品)でも変わらない」と述べている。

※この「メディア・芸能界への転身後」の解説は、「嶋尾康史」の解説の一部です。
「メディア・芸能界への転身後」を含む「嶋尾康史」の記事については、「嶋尾康史」の概要を参照ください。

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