ムーサ (ティントレット)
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『ムーサ』(伊: Le Muse, 英: The Muses)は、イタリア、ルネサンス期のヴェネツィア派の巨匠ティントレットが1578年に制作した絵画である。油彩。主題はギリシア神話の主神ゼウス(ローマ神話のユピテル)と記憶の女神ムネモシュネの娘で、文学と芸術を司る9人の女神ムーサたちである。同じくティントレットの『アハシェロス王の前のエステル』(Ester prima di Assuero)とともに、マントヴァのゴンザーガ家、イングランド国王チャールズ1世のコレクションであったことが知られている。現在はロンドンのケンジントン宮殿のロイヤル・コレクションに所蔵されている[1][2]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “The Muses, 1578”. ロイヤル・コレクション・トラトス公式サイト. 2021年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “Tintoretto”. Cavallini to Veronese. 2021年9月26日閲覧。
- ^ ヘーシオドス、52行-79行。
- ^ ヘーシオドス、915行-917行。
- ^ 呉茂一『ギリシア神話(上)』p.294。
- ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.277a。
- ^ カール・ケレーニイp.123。
- ^ “Muze met luit, Jacopo Tintoretto, 1528-1594”. アムステルダム国立美術館公式サイト. 2021年9月26日閲覧。
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- 2 ムーサ (ティントレット)の概要
- 3 ヴァリアント
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