マヒロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 21:50 UTC 版)
「∀ガンダムの登場兵器」の記事における「マヒロー」の解説
ギンガナム艦隊の主力MS。宇宙での遠距離戦を主眼とする。 機体の駆動方式は人工繊維を採用しており、本来はこれを利用したモビルトレースシステムが搭載されていたとも言われる。また、ボディはサブフレームを切り離し可能な構造になっており、損壊してもパーツの交換で戦線復帰が行える。頭部はセンサーアレイの集合体となっている。センサーの能力が高く、左手のシールドには円環状の粒子加速器が内蔵されており、大きさに比して火力は高い。また、腕部には小型ハンドガンとカッターからなる「REN-DO」を持ち、ここから鉄鋼弾が撃てる。この弾種は強化プルトニウム鉄鋼弾からグレネードまで切り替え可能。重力下でも飛行可能であり、空間戦闘能力はスモーを凌駕する。型番はG=ギンガナム、8=筋繊維高分子モーターの構成分子の数、3=駆動システム制御系のデータバス数、8=筋繊維高分子モーターの駆動軸の自由度、をそれぞれ表す。 製作エピソード 名前の由来は機体デザインを担当した前田真宏。前田はインタビューにおいて、富野由悠季に命名を任せたところこの名が冠されたと語っている。また、デザインは『機動戦士ガンダム』に登場したザクを意識したものだという。 劇中での活躍 第37話にて初登場。ミスルトゥに逃げ込んだディアナを追い詰めるため、ギンガナムが尖兵として送り込んだ。襲撃作戦に参加していた機体の内、シッキネンの駆る機体がキャンサー・カフカに奪取され、ディアナ脱出の際にロランらと共闘し活躍している。その後劇中ではミリシャと何度も戦った。ゴールドスモーの搭乗者ハリー・オードとは相性が悪いのか、何度も撃破された。 地球降下後は本来の性能を発揮して空から各都市を襲撃し、量産化されたボルジャーノンを壊滅させていった。また地球に残留していたディアナ・カウンターも飛行可能な戦力が限られていたため、大気圏内を自由に飛び回るマヒローには手を焼いていた。さらには物量の差も激しく複数機でウォドムを襲撃し撃墜している。シールドに紋章と「2」という数字をマーキングを施しているスエッソン機は最終決戦においてターンXと∀ガンダムの戦闘に割り込んだ際、邪魔をされたと激昂したギンガナムのターンXに撃墜されている。
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