ボーダー隊員の階級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:00 UTC 版)
「ワールドトリガー」の記事における「ボーダー隊員の階級」の解説
C級隊員以外は正隊員と呼ばれ、防衛任務を行う。A級・B級隊員のトリガーには緊急脱出の機能が付いている。正隊員の隊服は部隊ごとに異なるが、C級隊員は全員同じである。 S級隊員 黒トリガーを持つ隊員。ランク戦には参加できない。最新刊までに登場している該当人物は迅と天羽の2名のみ(迅は風刃を返却したためA級に戻っている)。三輪は迅の風刃を受け取ったが、大規模侵攻後に風刃を戦況に応じて適合者が使用することとなったため、A級のままとなっている。 A級隊員 ボーダーの「精鋭」。人数は全ボーダー隊員の上位5%にあたる約30名で部隊数は8。各部隊に独自のエンブレムが付けられている。A級になるためにはB級ランク戦で1位か2位になった上でA級に挑戦する必要があるため、部隊に入っていない隊員とランク戦に参加しない部隊の隊員は原則としてA級にはなれない。ただし、例外として「解散したA級部隊の元隊員」と「黒トリガーを返上した元S級隊員」は、新たな部隊に加入するまでは「個人のA級隊員」として扱われる。遠征部隊 近界へ行くために選抜されるボーダーのトップ部隊。A級隊員の中から(普通は部隊単位での)選抜試験で選ばれる。その基準は「黒トリガーに対抗できる実力を持っていること」。 B級隊員 ボーダーの「主力」。人数は約100名で部隊数は21。エンブレムは全部隊共通だが、一度でもA級だった部隊はB級に下がっても解散しない限り、その独自のエンブレムを付けていられる。いずれかのトリガーによる個人ポイントが4000点以上になると自動的にB級になる。その後何らかの理由で個人ポイントが1500点以下になるとC級に降格という規則もあるが、最新刊までにこれが適用された隊員はいない。 C級隊員 ボーダーの「訓練生」。人数は約400名。トリガーは性能の劣る訓練用で、無断使用も許されていない。 ランク戦 ボーダー隊員同士が訓練のために行う模擬戦。勝ち続けると上位の階級へ進める。部隊ランクは「部隊結成時あるいは新隊員加入時に、前期までのランクが最も低い隊員の級」で設定される。B級隊員が1人でもいればB級からのスタートとなり、B級に昇格したばかりの隊員がいればB級最下位からのスタートとなる。例外として、1シーズンに1人までであれば現状以下のランクの隊員が加入しても変動はしない。実力不足の唯我がいきなりA級隊員になれたのは、このルールの恩恵が大きい。
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