ボクセル【voxel】
ボクセル
volumeとpixel(ディスプレイ上の2次元画像の最小単位)からつくられた造語。小さな直方体要素の集合体で物体形状を表現する場合、それぞれの直交格子をこのように呼ぶ。ボクセルの長所は、CADのような形状データから短時間で計算モデルを自動的につくれること、ソルバーによる計算が単純化され、要素数のわりには計算時間が短いことがあげられる。短所は構造物の表面形状が階段状になり、滑らかな局面を正確に表現できないこと、詳細モデルになるほど要素数が膨大になることがあげられる。
ボクセル
ボクセル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 04:26 UTC 版)
ボクセル(英: voxel)とは、体積の要素であり、3次元空間での正規格子単位の値(-1~1)を表す。「ボクセル」という用語は「体積 (volume)」と「ピクセル (pixel)」を組み合わせたかばん語である。これは、2次元画像データがピクセルで表されることのアナロジーである。ボクセルは、医療や科学データの可視化や解析によく使われる。体積型ディスプレイは解像度をボクセルで表すこともある。例えば、512×512×512ボクセルといった表現である。
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