法線ベクトルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 法線ベクトルの意味・解説 

法線ベクトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 00:53 UTC 版)

曲面の法ベクトル場

法線ベクトル(ほうせんベクトル、: normal vector)とは、2次元平面においては、曲線上の点における接線に垂直な平面ベクトル、3次元空間においては、曲面上の点における接平面に垂直な空間ベクトルのことである。法線(ほうせん、: normal)とは、接線や接平面に垂直直線のことである。

曲線(曲面)上の点に対して法線ベクトルは1つに決まらないことに注意する必要がある。そこで中でも単位ベクトルノルムが 1)であるものを単位法(線)ベクトル: normal unit vector)というが、それでも2つあることに注意する必要がある。

3次元での例

平面の法線ベクトルの例

曲面の法線ベクトルは、2つの線形独立接ベクトル外積として求めることができる。

右図で示した右手系の正規直交座標系において、直方体の一つの面の頂点を A, B, C, D とすると、面 ABCD の法線ベクトル N は、




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「法線ベクトル」の関連用語

法線ベクトルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



法線ベクトルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの法線ベクトル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS