ボクセルデータとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ボクセルデータの意味・解説 

ボクセルデータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/22 01:44 UTC 版)

ボクセル」の記事における「ボクセルデータ」の解説

ボクセル一定のスカラー値/ベクトル値を持つ小さな体積立方体であり、立体データ離散的表現したときの格子/ピクセル対応したスカラー値/ベクトル値を持つ。ボクセル境界隣接する格子格子の間に正確に一致する。ボクセルデータの解像度有限であり、各セル中心データだけが正確である。ボクセルデータが適切に帯域制限された信号サンプリングしたものだという仮定の下で、サンプリングされたボクセル間のデータ点の正確な復元にはローパスフィルタ適用する必要がある。このローパスフィルタ近似視覚的に適したものとしては、多項式補間3次元適用したものがある。 ボクセル値は様々な属性を表す。CTスキャンでは、X線吸収率 (Hounsfield Unit) がボクセルの値となる。MRI超音波得られる値もそれぞれ異なる。 ボクセル複数スカラー値に対応することもあり、それがベクトル値となる。例えば、超音波検査Bモードとドップラーエコーでは、密度流速変化率などが得られ、各ボクセル位置にそれらのデータ対応している直接3次元レンダリング利用できる値もある。例えば、表面対す法線ベクトルや色である。 ボクセルはいくつかの異な種類がある。1つは、立体オブジェクトベクトルではなく3次元ビットマップで表す手段である(逆にポリゴンベクトルで表す)。もう1つは、ゲームやシミュレーションでよく使われるボクセル地形である。一般にボクセル地形はハイトマップの代替手段として使われる。ハイトマップとは異なりオーバーハング洞窟などを3次元地形で表すことができる。

※この「ボクセルデータ」の解説は、「ボクセル」の解説の一部です。
「ボクセルデータ」を含む「ボクセル」の記事については、「ボクセル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ボクセルデータ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボクセルデータ」の関連用語

ボクセルデータのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボクセルデータのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのボクセル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS