ホワイトカップ【ホワイトカップ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9368号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | クルクマ | |
登録品種の名称及びその読み | ホワイトカップ よみ:ホワイトカップ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 10月 13日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上門敏也、磯部邦男、渡辺斉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Curucuma alismatifolia(ピンク種)の変異個体であり、花は上部ほう葉が大きく黄白色の観賞用の品種である。草型は直立、草丈は中、株幅はやや広である。根茎の形はⅠ型、貯蔵根(水球)の有無は有、根茎の大きさ及び形成数は中、色は淡褐である。立茎数は7以上、茎の太さは中、長さはやや長、色は濃緑である。葉の形は中間、幅はやや狭、長さはやや長、厚さは中、葉鞘の長さはやや長、葉の表面のアントシアニンの発現及び葉柄は無である。花序の形はⅠ型、花径の抽出方向は直立、抽出数は5~6,小花の露出の有無は無、花序の幅はやや広、長さは中、ほう葉の枚数はかなり少、着色程度は中である。上部ほう葉の形は楕円形、先端の形は鈍形、横断面の形は平型、縦断面の形は内に反る、下部ほう葉の形は倒卵形、先端の形は鈍形、横断面の形は浅U型、縦断面の形はやや外に反る。上部ほう葉の幅は広、長さは長、下部ほう葉の幅はやや広、長さは中、上部ほう葉の表面の地色は黄白(JHS カラーチャート2701)、斑の模様は爪斑、斑の色は浅黄緑(同3304)、下部ほう葉の表面の地色は浅黄緑(同3511)、斑は無である。小花の長さはやや短、横径は中、縦径はやや大、色は黄白(同3301)、唇弁の色は濃紫(同8608)、形は丸型、花弁数は6~7である。小花数は3以上、花の香りは無、開花期は中である。「シャロームピンク」と比較して、葉の表面のアントシアニンの発現がないこと、上部ほう葉の表面の地色が黄白であること等で、「ポトワ」と比較して、草型が直立であること、花序の長さ及び上部ほう葉の長さが長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の委託ほ場(鹿児島県熊毛郡中種子町)において、C.alismatifolia(ピンク種)の変異個体を発見、4年から出願者の農場(京都府福知山市)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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