ホワイトエミー・キスキャンディ【ホワイトエミー キスキャンディ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5828号 |
登録年月日 | 1997年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ホワイトエミー・キスキャンディ よみ:ホワイトエミー キスキャンディ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 12月 15日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ランセロット ヤゴト」に「グレートワルツ マイフェアレディ」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパル及びペタルは黄白の単色,ラテラル・セパルはピンク白の単色で,リップは正三角形でピンク白の地色に紫赤の斑点が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。開花ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は51~70㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,葉の長さは45~75cm,幅は21~30㎜,葉の先端の角度は60~90°,葉色は緑,葉数は7~9枚である。花茎の長さは30~50cm,太さは6.1~9.0mm,1花茎の花数は11~20花である。咲き型は抱え咲き,花の横径及び縦径は41~60mm,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,ラテラル・セパルは倒広卵形,ペタルは倒卵形である。リップは正三角形,先端は切形,周縁の反転及び波打ちは小,横径は20~25㎜,縦径は30~40㎜である。全体的な花色は白系,ドーサル・セパル,ペタルは黄白(JHS カラーチャート2201)の単色,ラテラル・セパルはピンク白(同1601)の単色で,リップはピンク白(同9701)の地色に紫赤(同9708)の斑点が入る。花の香りは弱,開花期は冬である。 「エクセル・アムール」と比較して,草姿が中間型であること,咲き型が抱え咲きであること,ドーサル・セパル及びペタル内側の地色が黄白であること,ラテラル・セパル及びリップ内側の地色がピンク白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和52年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ランセロット ヤゴト」に「グレートワルツ マイフェアレディ」を交配し,56年に開花した株の中から選抜し,以後,増殖を行いながらその特性を確認し,平成2年に育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ホワイトエンゼル・エミー」であった。 |
- ホワイトエミー・キスキャンディのページへのリンク