ホオアカとは? わかりやすく解説

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ほお‐あか〔ほほ‐〕【頰赤】

読み方:ほおあか

ホオジロ科全長16センチくらい。全体褐色で、ほおの部分赤茶色東アジア分布日本では山地草原繁殖する。しとど。《 夏》


ホオアカ

ホオアカ
ホオアカ

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頬赤

読み方:ホオアカ(hooaka)

ホオジロ科

学名 Emberiza fucata


頬赤

読み方:ホオアカ(hooaka)

アトリ科体色大きさともに頬白に似るが、耳羽が栗色なのでこの名がある

季節 夏、秋

分類 動物


ホオアカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/12 09:02 UTC 版)

ホオアカ
ホオアカ Emberiza fucata
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: ホオジロ科 Emberizidae
: ホオジロ属 Emberiza
: ホオアカ E. fucata
学名
Emberiza fucata
Pallas, 1776
和名
ホオアカ
英名
Chestnut-eared bunting
Grey-headed bunting
Emberiza fucata

ホオアカ(頬赤、学名Emberiza fucata)は、スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥類

分布

インドタイ大韓民国中国朝鮮民主主義人民共和国日本ネパールパキスタンベトナムミャンマーモンゴルラオスロシア南東部

中国北東部および南部やヒマラヤ山脈西部、シベリア南東部、モンゴルで繁殖し、北方のものは朝鮮半島南部から中国南部やインドシナ北部に渡り越冬する。日本では夏季に北海道本州北部の高地や平地、本州中部以南の高地で繁殖するとされていたが、近年、山口県では海岸近くの低地での繁殖が確認され、また秋吉台でも繁殖している。冬季は本州西部、四国九州で越冬する(留鳥)。

形態

全長15-16.5cm。体重19-26g。側頭部に赤褐色の斑紋があるのが和名の由来。腹面は白く、体側面には褐色の縦縞が入り、メスは少々、色が薄い。

オスの夏羽は頭部が灰色になり、胸部に黒と赤褐色の横帯が1対ずつ入る。

生態

平地から山地の草原や河川敷、農耕地に生息する。非繁殖期には単独か小規模な群れを形成して生活する。

食性は雑食で、昆虫類節足動物果実種子等を食べる。主に地上で採餌する。

繁殖形態は卵生。日本での繁殖期は5-7月で、藪や低木の樹上に枯れ草を束ねたお椀状の巣を作る。1回に3-6個の卵を産む。抱卵期間は約12日で、雌が抱卵する。雛は約12日で巣立ちする。

人間との関係

開発による生息地の破壊や、獲物の減少等により生息数は減少している。

関連項目

参考文献

  • 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、22頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、100頁。
  • 山渓ハンディ図鑑『日本の野鳥』、山と渓谷社
  • 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版、2004年、280頁。
  • 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社1986年、159頁。

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