ほう‐り〔ハウ‐〕【方里】
ほう‐り〔ハフ‐〕【法吏】
ほう‐り【法理】
ほう‐り【×鳳▽梨】
豊里【ホウリ】(果樹)
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登録番号 | 第15413号 |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | 豊里 よみ:ホウリ |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 大分県 | |
品種登録者の住所 | 大分県大分市大手町3丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中尾茂夫、芝田展幸、山口竜一、廣瀬正純、植山昌人、世古雅一、川田重徳、小出聖、北崎佳範、吉田智也、宮崎英一郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「愛宕」に「新興」を交配して育成されたものであり、果実の形が円卵、果実の大きさが極大、果皮の色が黄赤褐の育成地(大分県宇佐市)では10月下旬に成熟する晩生種である。樹勢は中、枝の長さは短、太さは中、節間長は短、皮目の大きさは中、短果枝の着生は多である。花芽の大きさは大、形は長楕円である。成葉の形は円、先端の形は先細、基部の形は円、鋸歯の角度は鋸歯状、葉身の長さは中、葉柄の長さは短である。花の色は白、花弁の大きさは小、形は卵、切り込みは中である。果実の形は円卵、梗あの深さは中、広さはやや広、ていあの深さ及び広さは中、有てい果の有無は有、多少は極少、果実の大きさは極大、果皮の色は黄赤褐、果点の大きさ、密度、果面の粗滑及び果梗の長さは中、太さは太、肉梗の有無は有、果芯の形は短紡錘、大きさはやや大、果肉の色は黄白、硬度及び粗密は中、甘味は高、酸味はやや強、果汁の多少は多、種子の大きさは中、形は長卵である。開花始めはやや晩、成熟期は晩で育成地においては10月下旬、自家和合性及び裂果は無である。「新興」と比較して、有てい果が少ないこと、果実が大きいこと等で、「愛宕」と比較して、果面が粗であること、果汁が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に大分県農業技術センター(現大分県農林水産技術センター、宇佐市)において、「愛宕」に「新興」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成17年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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