ベルシイ石油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:33 UTC 版)
ハサド 声 - 櫻井孝宏 通称『アラブの旋風』。27歳。国土の4割を砂漠に包まれた中東の小国の第1王位継承者で、物事を大局的に見て列強に渡り合うために必要な「知識」を自国に持ち帰るため弟に国を任せて単身旅に出たという過去を持つ。タイ政財界の重鎮であるラルマー13世とは友人同士。 文献をもとに独学で首里手を習得している。ムチミを活かした目にも止まらぬ神速の突きを武器とし、過去に仕合開始わずか2秒で決着と言う拳願仕合最短決着記録を打ち立てた(後に、その記録は御雷によって塗り替えられる)。また、祖国に伝わる「砂漠掌」という武術も使える模様。 拳願絶命トーナメントの予選バトルロイヤルで初登場。他の闘技者を瞬く間になぎ倒していき、力の底を見せることなく予選を通過するも、「闘技者は商人の駒である」と豪語する片原に食って掛かったせいで護衛者の淀江に排除され、船外に蹴り出されてしまい失格となった。この展開が読者に与えたインパクトは大きく「強そうなキャラが一瞬でザコになる」という現象を意味する「ハサどる」という単語が生まれたそうである。 その後、蕪木の潜水艦に拾われて数日彼と行動を共にし、その間に乃木に雇われ速水の護衛に就かされる。東電によるクーデターの際には彼に同行し、かつて自身を敗北させた淀江を含む護衛者3人を瞬殺するも、計画が頓挫する間際に本来の務めを果たし速水を捕縛した。使用武術・首里手 鈴木 栄作(すずき えいさく) ターバンを着用し、チョビ髭で浅黒い肌をした小太りの男性。アラブの石油王のような外見だが、純正日本人であると思われる。ハサドの一連の顛末は彼にも予想外だったようで、かなり取り乱していた。
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