ヘファイストス・ファミリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 12:53 UTC 版)
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の記事における「ヘファイストス・ファミリア」の解説
女神ヘファイストスが運営する鍛冶系ファミリア。エンブレムは交差する2本の槌に火山。「鍛冶」アビリティを習得した鍛冶師が鍛錬し、ヘファイストスと幹部たちが認めた武具は、ブランド名「Hφαιστοs」の銘が打たれ、その価格は短刀ですら800万ヴァリスの値が付く高級ブランド品であり、冒険者の間で最も信頼が厚い。武具販売の収益が絶大であることから、オラリオ内で唯一ダンジョンからの収入に頼らずに運営されている。 ヘファイストス 声 - 寺崎裕香 ヘファイストス・ファミリアの主神。右目に眼帯をつけた赤髪で男装の麗神。鍛冶の神としては他の追随を許さないほどの技術を保有する。 面倒見の良い姉御肌な性格。ヘスティアの神友であり、彼女が下界に降りた時から何かと彼女の世話をし、懇願するヘスティアのためにベルの武器となる神(ヘスティア)のナイフを鍛錬する。異端児の事件ではヘスティアから内密に相談され、彼女に協力する決断をして椿を支援にまわす。派閥間の付き合いでロキとも馴染みであり、ロキ・ファミリアの遠征に自身の眷族たちの同行を許可する。 自分の元眷族であるヴェルフに目を掛けており、魔剣に意地を張る彼を諭す。本編8巻でヴェルフから自分に認められる武具を作れたら付き合ってほしいと告げられる。本編15巻でヴェルフが鍛錬した新たな魔剣を評価し、付き合ってもいいとヴェルフに告げようとしたところ、ヴェルフが立ち去ってしまい、地団駄を踏んで少女のように悔しがる。 椿・コルブランド(つばき・コルブランド) 声 - 生天目仁美 ヘファイストス・ファミリアの団長。極東出身のヒューマンとドワーフの間に生まれたハーフドワーフの女性。ステイタスはLv.5。 黒髪赤眼で左眼に眼帯を装着し、普段でもさらしを巻いた姿で現れる。何よりも鍛冶優先な考え方と愉快で快活な性格も相まって、見た目に反して色気が薄い。オラリオ最高の鍛冶師であり、ダンジョンで自らの武器を試し斬りし続けて強くなった第一級冒険者でもある。 普段はヴェルフを「ヴェル吉」と呼んでからかうが、鍛冶師としてヴェルフの魔剣に対する意地を無意味な拘りと非難していた。本編14巻ではベルたちの救出のためにダンジョンに向い、ヴェルフが作り上げた新たな魔剣を確認して、ヴェルフを自分と同じ領域に到達した同族だと歓迎する。 ロキ・ファミリアとは繋がりが深く、ガレスとは直接契約を結んでおり、ベートの武器は彼女の作品である。幼少期のアイズとも出会っており、武器の作製を依頼されるが、アイズ自身を剣と評して断る。ロキ・ファミリアの遠征に不壊属性の武器を提供して自らも深層まで同行し、クノッソスでの最終戦ではガレス率いる部隊に加入し、彼らと共闘する。 二つ名は単眼の巨師(キュクロプス)。 ヴェルフ・クロッゾ 「#ヴェルフ」を参照
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