プログレス7号、電波望遠鏡の展開、地球への帰還とは? わかりやすく解説

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プログレス7号、電波望遠鏡の展開、地球への帰還

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 02:57 UTC 版)

ソユーズ32号」の記事における「プログレス7号、電波望遠鏡の展開、地球への帰還」の解説

プログレス7号6月28日打ち上げられ2日後サリュート6号ドッキングした食品植物手紙直径10mの電波望遠鏡を含む1230kgの補給品運んだステーション軌道7月3日から4日に399-411kmまで押し上げられサリュート運用史上最高の高度となった。これは、1979年これ以上プログレス飛行予定されておらず、またサリュート推進システム懸念があったため、乗組員地球帰還前に軌道できるだけ高くしておくという決定なされたためである。燃料7月17日移された。プログレスドッキング解除すると、ワイヤーメッシュのパラボラ望遠鏡広げられた。補給船に搭載されカメラがその模様地球送信した電波望遠鏡後方のドッキングポートに配置されたが、その結果期待を裏切るものであり、乗組員8月9日にこれを放出したアンテナポートにひっかかるトラブル起き疲れ切った宇宙飛行士絡まりを解くために8月15日予定にない宇宙遊泳を行う必要に迫られた。命綱をつけたリューミンは、ハンドレール使ってアンテナ捕獲し切断したその後彼とリャホフは、ステーション外部設置され実験材料回収したミッション最終盤に宇宙遊泳が行われたため、最良体調ではないことが懸念となり、彼らは万一生き残れなかった場合のためにソユーズ帰還機の中に遺書残した。 彼らは様々な実験結果ソユーズ34号詰め8月19日宇宙ステーション離れ2日後大気圏再突入してジェスカスガン南東170kmの地点着陸した無重力環境に6か月滞在してかなり弱っていたため(贈られ花束が「1トンレンガ」のように感じられたと報じられている)、ソユーズ効果モジュールから脱出するために滑り台用意された。リャホフは飛行中に5.5kg痩せリューミン体重同じだった)、二人とも下肢体積20%減っていたが、予想されていたよりも数日早く7日間回復した。 このミッション175日間続き1978年ソユーズ29号打ち立てた139日間記録上回った

※この「プログレス7号、電波望遠鏡の展開、地球への帰還」の解説は、「ソユーズ32号」の解説の一部です。
「プログレス7号、電波望遠鏡の展開、地球への帰還」を含む「ソユーズ32号」の記事については、「ソユーズ32号」の概要を参照ください。

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