フラットベッドスキャナ
フラットベッドスキャナ
【英】flatbed scanner
フラットベッドスキャナとは、スキャナ(イメージスキャナ)のうち、透明な原稿台の上に原稿を固定して、下から光を照射し反射光を読み取るタイプのスキャナのことである。
フラットベッドスキャナは、上からカバーをかけることで原稿が固定でき、外光も遮断できるため、安定して精度の高いスキャンができるという利点がある。コピー機や輪転機の機能も搭載したプリンタ複合機や、高さ数センチメートルの小型サイズなど、様々なタイプの製品が販売されている。スキャナとしては最も一般的なタイプといえる。
スキャナのタイプとしては、イメージスキャナの他に、ハンディスキャナやドラムスキャナ、フィルムスキャナ、バーコードスキャナなどがある。
フラットベッドスキャナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 10:26 UTC 版)
「イメージスキャナ」の記事における「フラットベッドスキャナ」の解説
原稿を原稿台に固定しておき、撮像素子を移動させる。外光を遮断するための原稿台カバーの下に、透明なプラスチック製もしくはガラス製の原稿台がある。反射型の場合、原稿台側から光を当てその反射光を撮像素子で電気信号に変換する。透過型の場合、原稿台カバーから光を当てその透過光を撮像素子で電気信号に変換する。その電気信号をアナログ-デジタル変換回路でデジタルデータ化し、さらに論理回路で外部インターフェース信号に変換し外部に送信する。 外部インタフェースは、かつてはSCSIまたはパラレル接続が多かったが、現在はUSB接続がほとんどでバスパワー電源のみで稼働する機種も多い。 かつて2000年代中盤までは固体撮像素子(CCD)タイプが主流であったが、現在は一部高級機を除き密着イメージセンサ(CIS)タイプになっている。また家庭用は小型化・低価格化とともにプリンターと一体化してスキャンやコピー・FAXが単体で行える複合機が主流となっている。
※この「フラットベッドスキャナ」の解説は、「イメージスキャナ」の解説の一部です。
「フラットベッドスキャナ」を含む「イメージスキャナ」の記事については、「イメージスキャナ」の概要を参照ください。
フラットベッドスキャナと同じ種類の言葉
スキャナに関連する言葉 | フラットベッドスキャナ(ふらっとべっどすきゃな) スキャナ(すきゃな) シートフィードスキャナ ダイレクトスキャナ(だいれくとすきゃな) ウィキスキャナ |
- フラットベッドスキャナのページへのリンク