フクシアとは? わかりやすく解説

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フクシア【(ラテン)Fuchsia】

読み方:ふくしあ

アカバナ科フクシア属落葉中低木の総称楕円形。春から夏、基部筒状上部が4裂する(がく)をもつ4弁花が垂れ下がって咲き雄しべ雌しべとも長く突き出る園芸植物とし、花期は春から夏で、花色紫・紅白色などがある。中南米などに分布ホクシャ。《 夏》

《「フューシャ」とも》「フクシャ」に同じ。


フクシア (釣浮き草)

Fuchsia cv. Angel's Earring

Fuchsia cv. Empress of Prussia

Fuchsia cv. Winston Churchill

Fuchsia hybrida

Fuchsia hybrida

Fuchsia hybrida

中央アメリカから南アメリカ原産園芸品種です。現在では、花色花形変化に富んだ2000種以上が作出されています。涼しく湿り気のある気候好み、高さは3060センチになります。夏に花を下垂してかせますが、花弁中心にありは4個に分かれてます。わが国では、耐寒耐暑性すぐれた写真上の「エンジェルズイアリング(cv. Angel's Earring)」が主流です。写真中1は「エンプレスオブプルシア(cv. Empress of Prussia)」、中2は「ウィンストン・チャーチルcv. Winston Churchill)」。和名では「ツリウキソウ釣浮き草)」と呼ばれます
アカバナ科フクシア属落葉低木で、学名Fuchsia hybrida。英名は Hybrid fuchsia

フクシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 05:39 UTC 版)

フクシア
Fuchsia X Hybrida
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: アカバナ科 Onagraceae
: フクシア属 Fuchsia
学名
Fuchsia L.

フクシアFuchsia ラテン語発音: [ˈfʊk.si.a] フクスィア)は、アカバナ科の低木である。が美しいので鉢植えなどでよく栽培される。日本では訛ってホクシャなどとも呼ばれる。

フランス語ではフュシャ、フュクスャ(fuchsia [fy.ʃja, fyk.sja])、スペイン語ではフクスャ(fucsia [fuk.sja])、ドイツ語ではフクスィエ(Fuchsie [ˈfʊksiə])、英語ではフューシャ(fuchsia [ˈfjuːʃə])、ハンガリー語ではフクスィア(fukszia [ˈfuksiɒ])、フィンランド語ではヴェレンピサラト(verenpisarat [ˈveremˌpisɑrɑt])、エスペラント語ではフクスィーオ(fuksio [fukˈsiːo])。

フクシアは属名(ドイツの植物学者レオンハルト・フックスにちなむ)で、100種ほどの原種からなる。栽培品種も雑種起源のものを中心にして多種多様である。南米(一部は中米ポリネシア)の熱帯亜熱帯原産で、小低木が多いが、中には高さ10m以上の高木になるもの(ニュージーランドFuchsia excorticata)もある。

温室で栽培されるものもあるが、耐寒性のあるものはイギリスなどでも戸外で栽培され非常にポピュラーである。茎がしだれ花が下向きに咲くものが多いので、吊り鉢に植えて高い所に飾ることが多い。

原産地ではおもにハチドリによって送粉される。果実は1cm前後の液果で暗赤色に熟し、細かい種子を多数含み、食べられる。

細長いがくと幅広い花弁が4枚ずつあって、がくが鮮紅色で花弁が紫のものなど、様々な色のものがあり、フクシアの名を冠した色名(フクシャ)がある。

画像

脚注

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