フェアレディ1600
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「ダットサン・フェアレディ」の記事における「フェアレディ1600」の解説
SP311 / SPL311型 1965年5月 - 「フェアレディ1600」(SP311型)発売。直列4気筒OHV1,595cc、R型エンジン(90馬力/6,000rpm)を搭載。1か月前に発売された「シルビア」とエンジン、トランスミッション、シャシなどを同一とした。フロントブレーキがドラムブレーキ(ツーリーディング式)からディスクブレーキに変更され、さらにギアボックスも強化された。 1966年3月 - 「第4回クラブマンレース」(日本グランプリの前哨戦的レース)に、特別製のB680X型エンジン(直列6気筒DOHC1,992cc、190馬力/7,600rpm)を搭載するフェアレディS(プロトタイプマシンの扱い)が参戦(ドライバーは田中健二郎)し、ポールポジションを獲得したがリタイア(優勝は同じく初参戦のトヨタ・RTX=後の1600GTのプロトタイプ)。またGT IIクラスでは、フェアレディ1600が優勝を飾る。 1966年5月 - 第3回日本グランプリ予選(雨)で、フェアレディS(ドライバーは北野元)は プリンス・R380やポルシェ・カレラ6等の本格レーシングカーに対し、2位に14秒73の大差を付けポールポジションを獲得したが決勝はリタイア。 1966年11月 - 「第2回富士ツーリスト・トロフィー・レース」GT-I〜Vクラスにて「フェアレディ1600」が総合6位、クラス優勝を飾る。 1967年11月 - ウインドシールドスクリーンを高くし、日本車初のコラプシブルステアリングシャフトの採用、ダッシュパッドやヘッドレストの追加、シートベルトの3点化、ドアアウターハンドル、スイッチ、リアビューミラーなど突起物の形状の変更で北米の安全基準(Motor Vehicle Safty Standard)に準拠。1965年5月から1967年10月までのモデルは「ローウインドスクリーン」、1967年11月以降のものは「ハイウインドスクリーン」と呼ばれ、区別されている。
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