フィクションに現れたジェヴォーダンの獣
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「ジェヴォーダンの獣」の記事における「フィクションに現れたジェヴォーダンの獣」の解説
ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 作家。1878年にジェヴォーダン地域を旅行し、紀行文『旅はロバを連れて』にこの伝説を記した。 クラーク・アシュトン・スミス - 作家。ジェヴォーダンの獣に触発され、1933年の "The Beast of Averoigne" や短編を書いた。 アーネスト・トンプソン・シートン - 作家。ジェヴォーダンの獣を小説化、1937年の『歴史に残る動物たち / 狼を中心として』( Great Historic Animals / Mainly About Wolves )に収録された。 ジェヴォーダンの獣 - 2001年映画作品。ジェヴォーダンの獣は、聖職者などからなる秘密結社により海外から持ち込まれ飼いならされ、人を襲っていたという設定になっている。劇中では獣の「中身」自体は曖昧にされているが、その目はライオンのそれを彷彿とさせる。結社の目的は、「獣の出現は啓蒙思想に傾倒する王に対する神罰だ」という噂を広め、王の権威を落として自分たちが国を牛耳ることであった。 邪神ちゃんドロップキック - 2012年から連載されているウェブコミック。ジェヴォーダンの獣は魔界に住む凶暴な魔獣で、18世紀フランスの事件は人間界に迷い込んだ個体が起こしたとされている。悪魔ですら手を焼くということだが、主人公に懐き迷い犬として保護・飼育する形となる。 シノビノ - 2017年から2018年まで週刊少年サンデーにて連載されていた大柿ロクロウのマンガ作品。ジェヴォーダンの獣は突然変異(ミオスタチン関連筋肉肥大)のオオカミで、獣使いが人を襲わせていた。1853年、日本に来航した黒船に日本遠征の戦力として乗せられていたジェヴォーダンの獣と獣使いの末裔が主人公の沢村甚三郎と戦う。第2巻に登場。 ヴァニタスの手記 - 月刊ガンガンJOKERで連載されている望月淳のマンガ作品。第5巻から第8巻に登場。
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