ファンフェアとは? わかりやすく解説

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fanfare

別表記:ファンフェア

「fanfare」の意味・「fanfare」とは

「fanfare」は英語の単語で、主に二つの意味を持つ。一つ目は、トランペットその他の金管楽器による短い華麗な音楽を指す。例えば、重要な人物登場告げるために演奏される音楽などがこれに該当する二つ目の意味は、大々的発表祝賀行事を指す。これは比喩的な意味使われ具体的な音楽を伴わなくても、何かが盛大に発表される様子を表す。

「fanfare」の発音・読み方

「fanfare」の発音は、IPA表記では /ˈfænfeər/ となる。IPAカタカナ読みでは「ファンフェア」となる。日本人発音するカタカナ英語では「ファンフェア」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「fanfare」の定義を英語で解説

「fanfare」は英語で、"A short ceremonial tune or flourish played on brass instruments, typically to introduce something or someone important"と定義されるまた、"A showy outward display"という意味もある。前者金管楽器による短い儀式的な曲や華麗な演奏指し後者派手な外見上のディスプレイを指す。

「fanfare」の類語

「fanfare」の類語としては、「trumpet call」や「flourish」、「tucket」などがある。これらはいずれも、特定の目的人物告げるための短い華麗な音楽を指す言葉である。

「fanfare」に関連する用語・表現

「fanfare」に関連する用語表現としては、「herald」、「proclaim」、「announce」などがある。これらはいずれも、何かを告げる、発表するという意味を持つ動詞で、'fanfare'と同様に重要な情報人物の登場告げる際に用いられる

「fanfare」の例文

1. The king's arrival was announced with a fanfare.(王の到着ファンファーレと共に告げられた。)
2. The product was launched with much fanfare.(その製品大々的ファンファーレと共に発表された。)
3. The fanfare of trumpets signaled the start of the ceremony.(トランペットファンファーレ式典開始告げた。)
4. The company introduced the new software without any fanfare.(会社新しソフトウェア何のファンファーレもなく発表した。)
5. The fanfare was played to welcome the victorious team.(勝利したチーム歓迎するためにファンファーレ演奏された。)
6. The fanfare echoed through the hall as the bride and groom entered.(新郎新婦入場すると、ファンファーレホール響き渡った。)
7. The fanfare was followed by a moment of silence.(ファンファーレの後には静寂訪れた。)
8. The fanfare announced the arrival of the parade.(ファンファーレパレード到着告げた。)
9. The fanfare was played to signal the end of the event.(ファンファーレイベント終了告げるために演奏された。)
10. The fanfare was a sign that the ceremony was about to begin.(ファンファーレ式典始まろうとしている合図だった。)

ファンフェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/03 04:42 UTC 版)

カッシン・ヤング」搭載機の曳航具巻上機(ウインチ
「カッシン・ヤング」搭載機の曳航体
しまかぜ」搭載の曳航具3型

ファンフェア英語: T-Mk 6 Fanfare)は[注 1]アメリカ合衆国で開発された曳航型の対魚雷ソナーデコイ[1][2]

概要

第二次世界大戦中、ドイツ海軍G7魚雷の音響ホーミング版(T-5)を実戦投入したのに対し、連合国曳航型デコイであるフォクサーを配備し、これは世界初の音響魚雷防御システムとなった[3]。また後にはその発音体を改良したハープ(Harp)も開発・配備された[4]

これらに続いて開発されたのが本システムであり[4]1950年代から1960年代にかけて、アメリカ海軍の標準的な対魚雷用デコイとして配備された[2]。その後も同盟国の艦艇を含めて長く用いられたが、しばしば後継のAN/SLQ-25と混同されている[2]。SLQ-25と同様、2基の曳航体が配備されており、魚雷によって1基が破壊された場合には直ちにもう1基が投入される[4]

海上自衛隊ではハープに続いてファンフェアの供与を受けたのち、曳航具3型として国産化したとされている[4][注 2]。この曳航具は電動式発音体を備え、音響の発生停止はソナー室の管制器で行われた[4]

脚注

注釈

  1. ^ 日本語的発音ではファンファーレとなる[1]
  2. ^ ただし多田 2021では、曳航具3型については「構成や性能、運用状況などは不明である」と述べるに留められている。

出典

  1. ^ a b 多田 2021.
  2. ^ a b c Friedman 1997, pp. 710–711.
  3. ^ Polmar & Whitman 2016, p. 18.
  4. ^ a b c d e 高須 2000.

参考文献



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