ピーマン中間母本農1号【ピーマン チュウカン ボホン ノウ 1 ゴウ】(野菜)
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登録番号 | 第15398号 |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | とうがらし | |
登録品種の名称及びその読み | ピーマン中間母本農1号 よみ:ピーマン チュウカン ボホン ノウ 1 ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢ノ口幸夫、岡本潔、村山敏、元木悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東京ピーマン」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、果実は節成りで果形は中長形、TMV抵抗性を有する核遺伝子雄性不稔の中間母本品種である。草丈はやや低、分枝開張度はやや開張、分枝性、第1分枝の節位及び角度は中、節間長はやや短、枝の強度はやや強、腋芽の発生は中である。葉色は緑、葉の大さ、葉柄の長さ及び葉面の平滑度は中である。未熟果の色は緑、成熟果の色は赤、果の着生は節成り、着果の向きは下向き、果形は中長形、果肉の厚さ及び果の大きさは中、長さは長、太さはやや太、果頂部の形は中、果面の皺は少、心室数は一般に3、果のアントシアニンは少、光沢はやや多、果面の条溝の深さは浅、果柄の強さはやや脆、帯離れは難、果皮の硬さは中、果の辛味の発現は無、着果数は中、1果当り種子数はやや少である。早晩性は中、TMV(PMMoV)抵抗性は強、稔性区分は核遺伝子である。「ベルホマレ」と比較して、果形が中長形であること、果が細いこと、稔性区分が核遺伝子であること等で、「ベルマサリ」と比較して、稔性区分が核遺伝子であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において、「東京ピーマン」に出願者所有の育成系統を交配し、8年に育成系統を戻し交配、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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