ファイヤーコーラル ジパング【ファイヤーコーラル ジパング】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10585号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | ファイヤーコーラル ジパング よみ:ファイヤーコーラル ジパング | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 皿井庄藏 | |
品種登録者の住所 | 愛知県常滑市広目字前田面5番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 皿井庄蔵 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Dendrobium formidibleにD. cruentumを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが緑白の単色、リップは緑白の地色に鮮赤橙のぼかし及び条線が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は広線形、横断面の形は円形、高さは50~70㎝、長径は11~20㎜である。葉の全体の形は線状長楕円形、先端の形は不等鋭形、横断面の形はⅡ型、長さは91~120㎜、幅は31~40㎜、表面の色は緑、葉数は16~20枚である。優先着花部位はⅤ型、花序は総状、一花茎の花数は2、太さは4.1~5.0㎜、長さは11~30㎜である。花の咲き方は抱え・平咲き、横径及び縦径は81~100㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は鋭形、反転の方向は平、ラテラル・セパル正面の形は長三角形、先端の形は鋭形、反転の方向は平、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は微突形、反転の方向は外反転である。リップ正面の複雑性は単純型、単純型の正面はⅠ型、先端の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルが緑白(JHS カラーチャート3501)の単色、リップは地色が緑白(同3501)で鮮赤橙(同1006)のぼかし及び条線が入る。花の香りは無、開花期は初夏である。「ファイヤーコーラル」と比較して、リップのぼかし及び条線の色が鮮赤橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成63年に育成者の温室(愛知県常滑市)において、D. formidibleにD. cruentumを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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