ピアノ教室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 04:01 UTC 版)
「泣いちゃいそうだよ (小説)」の記事における「ピアノ教室」の解説
太宰 修治(だざい しゅうじ) 蘭と同学年。蘭と同じピアノ教室に通う友人。マイペースで飄々とした性格だが、ピアノ教室一ピアノが得意で、天才ピアノ少年の異名を持つ。初見で大抵の曲はマスターできる。テレビで密着取材もされた他、蘭と綾乃までインタビューを受けた事も。しかし綾乃のインタビューシーンは、修治の悪口とも取れる発言が多かった為に修治の母親のクレームでカットされた。追っかけまでおり、少女たちから絶大な人気を誇っている美形少年。サインをする時は照れる事なく堂々とするが、昔は泣き虫だったらしく、ピーマンが今でも食べられない。幼稚園の頃は特に綾乃にいじめられて何かと泣かされていた。時々何が本音なのかわからないような発言をする。息子を溺愛する派手な容姿の母親をもつ。当初は音楽大学付属高校に進学しようと考えていた。 幼稚園時代から蘭に好意を抱いておりピアノコンサートで告白するが、蘭が三島を選んだ為、身を引く。 中学を卒業後、ピアノの勉強の為パリへ留学。知り合いもおらず言葉も通じないパリへの留学について、最初は内心不安だったが、最終的にはバレンタインで告白してきた綾乃に、パリ留学への決意を語るまでになった。 松井 綾乃(まつい あやの) 蘭と同学年。蘭と同じピアノ教室に通う友人。気が強く男勝りな性格で、小さい頃は修治をいじめて泣かせていたが、実は修治に好意を持っている。修治と同じ音大付属高校に進学しようと思っており、蘭を誘う。 蘭の良き理解者で、姉の凜とも仲が良い。髪型はショートカット。 明依も修治に好意を抱き始めた為、綾乃と明依が激しい争奪戦になるのではないかと蘭はハラハラしていた。明依と出会った当初は、蘭が心配していた通りになりそうな雰囲気だったが、紆余曲折あって最終的に二人は親友となる。 気は強いが不器用で根は恥ずかしがりなところもあり、長い間、修治に想いを伝える事が出来なかった。しかし、修治が留学する際に、蘭の応援もあり、意を決してバレンタインチョコを渡す事に成功。両想いにはなれなかったものの、修治の一番のライバルになった。 高校進学後は、バイトをしてパリへの留学資金を貯めるつもりである。
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