ビデオゲームにおけるニュルブルクリンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:46 UTC 版)
「ニュルブルクリンク」の記事における「ビデオゲームにおけるニュルブルクリンク」の解説
20km以上にも及ぶ長大さのため、かつては北コースをゲームに収録することは極めて困難であったが、近年家庭用テレビゲーム機の記憶容量の増大に伴い、収録されることが増えてきた。その先駆となったのは2003年に発売されたマイクロソフトのXbox用ソフト『プロジェクト・ゴッサム・レーシング2』であり、TVゲームで初めて北コースが収録された。続く2004年にはソニー・コンピュータエンタテインメントからPlayStation 2用ソフト『グランツーリスモ4』が発売された。 その後も「フォルツァ・モータースポーツ」シリーズ(マイクロソフト、XboxおよびXbox 360用)、『エンスージア プロフェッショナル レーシング』(コナミ、PS2用)、「3」以降の『プロジェクト・ゴッサム・レーシング』シリーズ(マイクロソフト、Xbox 360用)、『ニード・フォー・スピード シフト』(エレクトロニック・アーツ、PS3・Xbox 360・PC用)など、続々と北コースを収録するゲームが登場、そのリアリティを競っている。また、2009年にはPSP用ソフト『グランツーリスモ』にて、携帯ゲーム機では初の収録がされた。 なお、現在F1が行われているGPコースに関しては、1995年の開催以降PlayStation用ソフト『Formula1』(ソニー・コンピュータエンタテインメント、1996年発売、収録データは1995年のもの)を始め、大半のF1ゲームに収録されている。 2010年のPS3用ソフト『グランツーリスモ5』では、北コース、GP(2種類)、連結した耐久レース用(2種類)の合計5種類のレイアウトが収録されており、一部のレイアウトでは、天候/時間変化に対応している。2013年のPS3用ソフト『グランツーリスモ6』では、全てのレイアウトで、天候/時間変化に対応している。 2015年5月発売(日本では2016年6月9日発売)のProject CARS(pc ps4 xbox)では北コース、GPコース(2種類)が収録されていて、天候/時間変化に対応している。 2017年10月発売の「グランツーリスモSPORT」(ps4)では北コース、24hコース、GPコース、ツーリストレイアウト(一般解放された際の北コースを再現したもの)の4種類のレイアウトが収録されていて、天候及び時間変化はなく、選択する仕様になっている(ウェットコンディションは無い)。 2019年12月にアップデートが行われた、モバイルレーシングシミュレーションゲーム、Assoluto RacingV.2.3.0に、北コースが追加収録された。Assoluto Racingの開発元であるInfinity Vectorはモバイルレーシングゲームでは世界初の正式にライセンス取得をしての収録であると発表している。 2022年3月発売の「グランツーリスモ7」(PS5/PS4)では北コース、24hコース、GPコース、ツーリストレイアウトの4種類のレイアウトが収録されていて、リアルタイムでの(雨天を含む)天候変化/時間変化に対応している。
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