パープルロビン【パープルロビン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7266号 |
登録年月日 | 1999年 7月 21日 | |
農林水産植物の種類 | トルコぎきょう | |
登録品種の名称及びその読み | パープルロビン よみ:パープルロビン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業生物資源研究所、社団法人長野県農村工業研究所 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台二丁目1番地2、長野県須坂市大字須坂787番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永冨成紀、上条正明、成澤久、岩崎俊生、岡崎利一、丸田弥生子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「パステルムラサキ」にガンマー線を照射して育成されたものであり, 花は花冠内面先端部が鮮青味紫色, 花冠内面中間部及び下部が黄白色の, 覆輪でやや小輪の切花向きの品種である。草型はⅡ型,草丈は中,茎長はやや長, 茎の太さはかなり太,剛直性は強,色は淡緑,主茎節数は多, 節間長はやや長,分枝数は中,分枝の着生位置は上中である。葉形は狭卵円,葉長はやや長, 葉幅はやや広,葉色は濃緑, 葉の着生角度は斜上である。花形は杯状,花の直径はやや小, 花蕾数は中,花冠外面の色は黄白(JHS カラーチャート3301),内面底部は明黄緑(同3305),先端部は鮮青味紫(同8306),中間部は黄白(同3302),下部は黄白(同3301),ぼかしの有無は無,覆輪の有無は有,絞りの有無程度は無,花弁先端の形は円形,花弁の波打ちの程度は低,花弁長はやや短,花弁幅は中,数は5,がくの形状は筒状,裂片の長さは短, 幅は中,がく筒の長さは短, 幅は広,アントシアニン発現の有無及び程度は淡,雌ずいの形は正常,数は1,雄ずいの形は正常,数は5,花柄の長さはやや短である。開花の早晩性はかなり晩である。「バイカラーパープルD」と比較して, 葉形が狭卵円であること, 花形が杯状であること等で, 「パープルコメット」と比較して, 茎長が長いこと, 花形が杯状であること,がくの形状が筒状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は, 平成4年に農林水産省農業生物資源研究所放射線育種場(茨城県那珂郡 大宮町)において,ガンマー線を照射した「パステルムラサキ」の植物体から花弁を培 養してカルス由来の再分化個体を得, 5年に選抜, 以後, 特性の調査を継続し, 7年に その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「B1」であった。 |
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