パールイエロー【パールイエロー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6775号 |
登録年月日 | 1998年 10月 6日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | パールイエロー よみ:パールイエロー |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 10月 9日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「スリーピングジャイアント レイトセプテンバー」に「ワイアンガ エラノラ」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパル及びペタルが緑黄の単色,ラテラル・セパルが濃黄緑の単色で,リップが正三角形で浅緑黄の地色に鮮黄の斑点が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は鋭先形,頂点の角度は30~45度,先端の角度は60~90度,葉の長さは75~105㎝,幅は31~40㎜,葉色は緑,葉数は16~18枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は鋭形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲倒卵形,先端の形は不等鋭形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等鋭形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は微突形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は黄系,花色はドーサル・セパル及びペタルは緑黄(JHS カラーチャート2911)の単色,ラテラル・セパルは濃黄緑(同3106)の単色,リップは浅緑黄(同2904)の地色に鮮黄(同2507)の斑点が入る。花の香りは無,開花期は冬である。 「ミニドリーム・ゴールデンカラー」と比較して,花が大きいこと,リップ正面の形が正三角形であること,ドーサル・セパル及びペタル内側の地色が緑黄でラテラル・セパル内側の地色が濃黄緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「スリーピングジャイアント レイトセプテンバー」に「ワイアンガ エラノラ」を交配し,63年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成元年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「レモンライム」であった。 |
「パールイエロー」の例文・使い方・用例・文例
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