パイク_(SS-6)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > パイク_(SS-6)の意味・解説 

パイク (SS-6)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/20 16:33 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1900年12月10日
進水 1903年1月14日
就役 1903年5月28日
退役 1921年7月25日
除籍
その後 標的艦
性能諸元
排水量 107トン
全長 64 ft (20 m)
全幅 12 ft (4 m)
吃水 11 ft (3 m)
機関
最大速 水上:8ノット (15 km/h)
水中:7ノット (13 km/h)
乗員 7名
兵装 18インチ魚雷発射管1門

パイク (USS Pike, SS-6) は、アメリカ海軍潜水艦プランジャー級潜水艦の一隻。

艦歴

パイクは1900年12月10日にカリフォルニア州サンフランシスコユニオン・アイアン・ワークスで起工した。1903年1月14日に進水し、1903年5月28日にアーサー・マッカーサー・ジュニア大尉(後の陸軍元帥ダグラス・マッカーサーの兄)の指揮の下、姉妹艦のグランパスと共にメア・アイランド海軍造船所で就役する。

パイクはメア・アイランド海軍工廠から3年以上を実験および訓練任務に費やした。1906年4月18日にサンフランシスコ地震が発生すると、パイクの乗組員は被災者に対する救援活動を行った。

パイクは1906年11月28日に退役し、不活性化状態のまま保管される。1908年6月8日に再就役し、太平洋水雷小艦隊に配属、沿岸での作戦活動に従事する。パイクは1912年6月まで同部隊と共に活動した。パイクは1911年11月17日に A-5 と改名された。

A-5 は1912年6月26日にピュージェット・サウンド海軍工廠に到着し、その2日後予備役となる。続く2年半を不活性化のまま保管され、1915年2月15日に給炭艦ヘクター (USS Hector, AC-7) に搭載され(翌日姉妹艦の A-3 が搭載された。)、フィリピンに運搬される。A-5 は3月26日にオロンガポに到着し、4月13日に進水、4月17日に再就役しアジア艦隊に配属された。

アメリカ合衆国第一次世界大戦に参戦した直後の1917年4月15日、A-5 は係留されていたカヴィテ海軍工廠で沈没した。沈没の原因は主バラストタンクの漏水によるものであった。4月19日に引き揚げられ、修理が行われた後現役任務に復帰した。A-5 は姉妹艦同様マニラ湾の入り口の偵察任務に従事した。

A-5 は1920年7月17日に船体番号 SS-6 を与えられ、1921年7月25日に退役した。その後は標的艦として認可され、1922年1月16日に除籍された。

外部リンク


「パイク (SS-6)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パイク_(SS-6)」の関連用語

パイク_(SS-6)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パイク_(SS-6)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパイク (SS-6) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS