バンパイア将軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 07:11 UTC 版)
「ダレン・シャン (小説)」の記事における「バンパイア将軍」の解説
ガブナー・パール(Gavner Purl) バンパイア将軍の一人。ダレンが初めて出会う将軍で、クレプスリーの旧友。親しみやすい人柄だが、息遣いが荒く、いびきがうるさい。バンパイア・マウンテンから逃走中のカーダとダレンを追ってきた際は、叱責しながらも二人に協力した。だが、途中で遭遇したバンパニーズと戦っている最中に、カーダにナイフで刺され死亡する。カーダの裏切りの最初の犠牲者。外伝では、彼と彼の恋人リズの悲恋が語られる。ピンクの象柄の入った黄色いトランクスを履いているが、その理由も外伝で語られている。グルーチョ・マルクスの友人で「俺の弁護士の次にがめつい奴だ」とよく言われていたらしい。 カーダ・スモルト(Kurda Smahlt) バンパイア将軍の一人。唯一バンパニーズと仲が良く、バンパニーズとの和解を目指している。争う事を嫌い、何事も話し合いで解決しようとする平和主義者で、頭もよく切れる。ダレンのことを気遣い、力量の試練の際もダレンへ惜しみなく協力した。そのことから、ダレンもカーダの事を兄のように想い慕っていた。頬にバンパニーズにつけられた細い3本の傷跡がある。バンパイア・マウンテン内部の地図を作っている。上記の通り、基本的に争い事を好まない性格ではあるが、娯楽の間でエラに勝負を持ちかけられた際に、勝利を収めたことがあるため、見かけによらず戦闘能力は高いと見受けられる。 史上最年少でのバンパイア元帥就任を間近に控えていたが、バンパニーズ大王の誕生を知ってバンパイア一族の存続を断念。起こり得る戦争で仲間が皆殺しにされる前にバンパイア一族をバンパニーズに吸収させようと考え、一族を裏切って非戦派のバンパニーズをバンパイア・マウンテンに入れた。また、力量の試練に失敗したダレンをバンパイア・マウンテンの外へ逃がそうとした。その際、バンパニーズの侵入を知ってしまったガブナーを口封じに殺害するも、叙任式典の最中にダレンに裏切りを暴かれ、仲間のバンパニーズも皆殺しにされた挙げ句、自身も裏切り者として処刑されるという最期を迎えた。尤もカーダの話によれば、計画が成功したとしてもバンパイア以上に裏切り者を蔑むバンパニーズの手で処刑されただろうとのこと。結果はどうあれ、一族を救うために自身の命も顧みず純粋に己の信念と正義を貫き通した姿は、ダレンに大きな影響を与えた。 死後、タイニーと取引をし、彼の亡骸はリトル・ピープルのハーキャット・マルズに作り変えられた。その後ダレンのもとに送り込まれ、死してなおダレンの窮地を救ってきた。 エラ・セイルズ(Arra Sails) 一族の中で数少ない女性バンパイア。クレプスリーの元恋人で、以前は夫婦同然の暮らしをしていた。プライドが高く、自分が認めた相手としか握手をしない。また、戦闘に関しても他のバンパイアやバンパニーズとも引けを取らない。娯楽の間でダレンを打ちのめした後、彼を認め握手を交わした。その後は、「力量の試練」の練習を指導したりするなど、ダレンにとって強い味方になっていたが、バンパイア・マウンテンでの戦いでグラルダーに致命傷を負わされ、後に死亡する。
※この「バンパイア将軍」の解説は、「ダレン・シャン (小説)」の解説の一部です。
「バンパイア将軍」を含む「ダレン・シャン (小説)」の記事については、「ダレン・シャン (小説)」の概要を参照ください。
バンパイア将軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 07:11 UTC 版)
「ダレン・シャン (小説)」の記事における「バンパイア将軍」の解説
バンパイアマウンテンで重要な会議に参加したりできる官職。人間で言う警察のような存在で、掟を破ったり正気を失うなどしたバンパイアを裁く権限を持つ。バンパイア将軍になるには、ある程度の功績を積んだ上で力量の試練を受けて自分の力量を他のバンパイアに示さなければならない。また、バンパイア将軍の中でも特に優れていると認められたものはバンパイア元帥に昇格する事もある。クレプスリーも以前はバンパイア将軍だったが、元帥への昇格の話が出てきた頃に将軍を辞めてしまった。
※この「バンパイア将軍」の解説は、「ダレン・シャン (小説)」の解説の一部です。
「バンパイア将軍」を含む「ダレン・シャン (小説)」の記事については、「ダレン・シャン (小説)」の概要を参照ください。
- バンパイア将軍のページへのリンク