バンガローレ【バンガローレ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4743号 |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | バンガローレ よみ:バンガローレ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 9月 15日 | |
品種登録者の名称 | フレッター・エン・デン・ハーン・ベヘール社 | |
品種登録者の住所 | ウフストヘーステルヴェッハ 202A,2231 BD レインスブルフ オランダ王国 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローアフレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「メントン」に「グランドクルー」を交配して選抜,育成されたものであり,花はやや大輪で鮮黄橙色の切花向きの中生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は 5.0~ 9.9㎜,色は上部,中部及び下部とも褐,毛じは無,節間長は茎の中央部が 5~ 9㎜,止葉下が40~59㎜である。葉序は 3/8,葉全体の形は披針形,葉身の中央部及び先端部の反りは水平,ねじれは無,葉長は 9~11㎝,葉幅は10~19㎜,数は中,着生角度は60~89°である。つぼみの形はⅡ型,花の向きは30~59°,花房の形状は散形花序,花形はスカシユリ型で一重,花径は 150~ 179㎜,内花被の長さは 9~12㎝,幅は50~59㎜,外花被の長さは 9~11㎝,幅は30~39㎜である。花色は花弁の基部及び中肋部は鮮黄橙(JHS カラーチャート1906),地色,縁部及び裏面は明黄橙(同1008),つぼみは明橙(同1604)である。内花被1枚の斑点は 1~ 9,外花被は 0,内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅠ型,内花被の反転の程度はⅦ型,外花被の反転の程度はⅤ型,花被のねじれは 1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色はオレンジ,花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは60~89㎜,太さは中,花梗の色は淡褐,向きは30~59°1花茎の花数はやや多,花の香りは無,開花期は中である。 「おけさきすかし」と比較して,花弁の基部の色が鮮黄橙であること,裏面の色が明黄橙であること,内花被の斑点の数が少ないこと,外花被の斑点がないこと,開花期が遅いこと等で,「メントン」と比較して,つぼみの形がⅡ型であること,花弁の基部の色が濃いこと,外花被の反転の程度がⅤ型であること,花糸の色がオレンジであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(オランダ王国)において,1985年に「メントン」に「グランドクルー」を交配し,1987年に開花した個体の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査をし,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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