ハライッパイとは? わかりやすく解説

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はら‐いっぱい【腹一杯】

読み方:はらいっぱい

副詞的に用いる)

たくさん食べて、もうこれ以上腹に入らないこと。「—になる」「—詰め込む

思う存分

お国が—の我儘を働く間(うち)」〈円朝怪談牡丹灯籠

「腹一杯」に似た言葉

ハライッパイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 09:33 UTC 版)

関ジャニ∞ > 未完成 > ハライッパイ
ハライッパイ
関ジャニ∞楽曲
リリース 2023年5月10日
規格
ジャンル J-POP
ロック
時間 2分47秒
レーベル INFINITY RECORDS
作詞者 大澤敦史
作曲者 大澤敦史
プロデュース 大澤敦史
その他収録アルバム
未完成(初回限定「春」盤) 収録曲
ないわぁ〜フォーリンラブ
(4[注 1]
ハライッパイ
(6[注 1]
映像外部リンク
関ジャニ∞ - ハライッパイ(打首獄門同好会提供曲) [Recording Movie] - YouTube
テンプレートを表示

ハライッパイ』は、関ジャニ∞の楽曲[1][2][3][4][5]2023年5月10日に関ジャニ∞の48枚目のシングル未完成』のカップリングとして発売された[1][2][3][4][5]

概要

  • 本曲は、打首獄門同好会のボーカルの大澤敦史からの楽曲提供である[1][2][3][4][5]
  • 本曲に対して楽曲を提供した大澤は、「この(関ジャニ∞)5人じゃないと成り立たない構成」「関ジャニ∞専用曲」と表現しており、「聴くだけでお腹の空く一曲」となっている[1][2][3][4][5]
  • 打首獄門同好会が他アーティストに楽曲提供するのは今回が初めてである[2][3][4][5]
  • 打首獄門同好会とは、関ジャニ∞の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系列)や、自身が主催する音楽フェス『関ジャムFES』での共演を経て交流を深めており、ボーカルの大澤は、2021年の関ジャニ∞のライブツアー『KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT』を観覧した際に、長文の感想をTwitterで投稿したこともある[6][7]
  • 今回の楽曲提供の際にも大澤は「関ジャニ∞のバンド形態、この『全員楽器持ってて、全員メイン歌い回せる5人組』これが成立しているのは奇跡と言ってもいい、そんな編成だと感じています。自分も長年バンドやっていますが、リアルにバンド界でも他に例が思い浮かびません」と、関ジャニ∞のロックバンドとしての実力を賞賛しており、「実際にレコーディングしてみて、想像以上に豊かな5色の掛け合い、とても楽しく素晴らしい出来になった」とコメントしている[2][3][4][5]
  • 尚、打首獄門同好会のベースのjunkoは、メンバーの安田章大のファンを公言している[8][9]
  • 2023年4月24日、本曲のリリースを記念し、テレビ情報誌『月刊TVガイド』にて、横山・安田・大澤による対談が掲載された[10][11]
  • 同年5月10日、関ジャニ∞の48thシングル『未完成』初回限定「春」盤のカップリングとして発売された[1][2][3][4][5]
  • 同年5月14日、大澤が立ち会った本曲のレコーディング映像がYouTubeで公開された[12]
  • 2024年6月22日、関ジャニ∞から改名したSUPER EIGHTの冠番組『EIGHT-JAM』の主催音楽フェスティバル『EIGHT-JAM FES』にて、SUPER EIGHTと打首獄門同好会が初めて本曲をコラボレーションで披露した[13]

制作

制作の経緯

元々、楽曲を提供した大澤敦史が所属する打首獄門同好会のメンバーでベーシストのjunkoは、安田章大および関ジャニ∞のファンを公言しており[8][9][7]、その影響で大澤の関ジャニ∞に対するイメージは「神聖な存在」のイメージだったが、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系列)や『関ジャムFES』での共演を経て、実際に関ジャニ∞のライブツアー『KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT』を打首獄門同好会のメンバー全員で観に行くと、大澤も「確かにこの人達は魅力的だ」と感じたといい、その際に長文の感想をTwitterに投稿していた[6][7]

その後、大澤の中で関ジャニ∞への想いが高まっていた中、別の関ジャニ∞のライブを再び打首獄門同好会のメンバー全員で観に行った際に、横山が大澤に対して「曲を作ってください」とノリで言ったところ、大澤がそれを承諾し、楽曲提供が決まった[7]

横山のオファー当時、大澤も「(関ジャニ∞に)楽曲提供出来ないかな」と思っていたというが、関ジャニ∞との関わりが前述の共演程度であったため、「こっちからそんなこと(楽曲提供)を言うのはおこがましいかな」と考え、言えていなかったという[7]

横山と安田は打首獄門同好会の音楽を「音楽はカッコ良いんだけど、言っていることは面白くて。そのギャップが魅力的」と評しており、同曲の楽曲制作にあたり、関ジャニ∞側は「より打首さんらしい色の曲をやりたい」との想いから、打首獄門同好会側には「曲も好きな様にしてください」とオーダーしたという[7]

大澤は関ジャニ∞のレコーディングにも駆け付けたという[14]。その時の映像がYouTubeにて公開されている[12]

歌詞

打首獄門同好会は「生活密着型」と謳っており、食べ物に関する楽曲が多いため、大澤が「せっかく僕らが曲を提供するんだから、うちらしさを出したい」「関ジャニ∞なら、食べ物の曲も抵抗無く受け入れてくれそう」と考え、他にも打首獄門同好会と関ジャニ∞を繋ぐものを探って行ったが、結局「食べ物」に行き着いたという[7]。尚、安田も個人的に「食べ物の曲をやりたい」と望んでいたという[7]

同曲のコンセプトは、「好物を歌う」であり、大澤の発案で関ジャニ∞のメンバーに「好物」に関するアンケートを取り、それをもとに制作された[7]。尚、メンバーはアンケートの結果を事前に知らされておらず、歌詞が出来上がった後に初めて知ったという[15]。しかし、各々が知らされない状況でも好物が被ることは無かったという[14]

大澤が書いた仮の歌詞の段階では、安田のパートが「手羽先」だったが、安田自身があまり手羽先を食べないため、同じ鶏肉でもより安田の好物である「ぼんじり」に変更になった[14]。すると、丸山が「手羽先が好き」と挙げたため、丸山のパートに「手羽先」を採用したところ、どちらも上手い具合にハマったという[14]。また、この焼き鳥に関するパートを制作し、大倉のパートで締めた理由として、大澤の「やっぱ(大倉に)やってもらいたいな」という出来心だったという[16]

また、丸山のパートでは、歌詞の都合で「あんかけ焼きそば」となっていたが、丸山がレコーディング時に「実際は『黄韮の』あんかけ焼きそばなんですけど」と呟いたのを大澤が聞いており、丸山が試しに「黄韮のあんかけ焼きそば」と歌ってみたところ、無理矢理その部分に収めて歌えたため、それを採用したという[17]

曲調

同曲では変拍子があったり、パートごとに曲のジャンルが変わる様な展開となっており、大澤曰く「カオスとキャッチーの融合」となっている[14]

これは安田からの注文だったといい、安田は打首獄門同好会の「カンガルーはどこに行ったのか」が好きだったため、この様な曲展開にして欲しかったという[14][16]

クレジット

収録作品

シングル

  • 48thシングル『未完成』(初回限定「春」盤)

映像作品

ライブ映像

※完(CAN)全生産限定盤の特典Blu-ray/DVD、完(CAN)全生産限定盤・初回限定盤の『SUPER EIGHTアプリ』限定配信特典にも収録。

脚注

注釈

  1. ^ a b M-3,5には『関ジャニ∞の「春夏冬中ラジオ」』を収録。

出典

  1. ^ a b c d e 5/10(水) New Single「未完成」発売決定! 新ビジュアルも公開!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2023年3月17日). 2023年4月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g “関ジャニ∞、青春パンクソング「未完成」5・10発売 打首獄門同好会提供曲&キャンジャニ∞新曲も収録”. ORICON NEWS. (2023年3月17日). https://www.oricon.co.jp/news/2271993/full/ 2023年4月27日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g “関ジャニ∞ニューシングルに打首獄門同好会の提供曲、キャンジャニ∞新曲ほか収録”. 音楽ナタリー. (2023年3月17日). https://natalie.mu/music/news/517034 2023年4月27日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g “打首獄門同好会、関ジャニ∞に楽曲提供!「"この5人じゃないと成り立たない"構成の曲を作らせてもらいました」(大澤敦史)”. THE FIRST TIMES. (2023年3月17日). https://www.thefirsttimes.jp/news/0000258647/ 2023年4月27日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g “関ジャニ∞、ニューシングル『未完成』5月リリース 打首獄門同好会の提供楽曲/キャンジャニ∞新曲も収録”. Billboard JAPAN. (2023年3月17日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/123083/2 2023年4月27日閲覧。 
  6. ^ a b 打首獄門同好会 [@uchikubigokumon] (2021年12月7日). "ひっそりさりげなく掲載。予告した通り長文すぎる。". X(旧Twitter)より2023年4月27日閲覧
  7. ^ a b c d e f g h i 月刊TVガイド 2023, p. 140
  8. ^ a b “関ジャニ安田、ゲストの"関ジャニ∞愛"に驚き「本当にマニアックで好きな人じゃないと…」”. E-TALENTBANK. (2019年9月3日). https://e-talentbank.co.jp/news/enta/108647/?type=desc 2023年4月27日閲覧。 
  9. ^ a b “四星球、"打首"、"ヤバT"が出演の「関ジャム」が日曜の視聴熱ランキングで1位を獲得!”. WEBザテレビジョン. (2019年9月2日). https://thetv.jp/news/detail/203485/ 2023年4月27日閲覧。 
  10. ^ 打首獄門同好会 [@uchikubigokumon] (2023年4月21日). "【掲載情報】4/24発売の「月刊TVガイド」6月号に、関ジャニ∞×打首獄門同好会の座談会記ことが掲載だ〜! 我々からの提供楽曲「ハライッパイ」について、横山さん&安田さん&大澤でワイワイ話してきたよ". X(旧Twitter)より2023年4月27日閲覧
  11. ^ “木村拓哉が表紙に登場&「教場0」への思い語る! Snow Man超特集も!!”. PR TIMES. (2023年4月24日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002152.000006568.html 2023年4月27日閲覧。 
  12. ^ a b 「ハライッパイ」大澤敦史氏(打首獄門同好会)との[Recording Movie]を公開!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2023年5月14日). 2023年5月14日閲覧。
  13. ^ “SUPER EIGHTと打首が合体した8人組バンド誕生!Perfume、石崎ひゅーい、いきものとの貴重コラボも”. 音楽ナタリー. (2024年6月25日). https://natalie.mu/music/news/579134 2024年7月12日閲覧。 
  14. ^ a b c d e f 月刊TVガイド 2023, p. 141
  15. ^ 月刊TVガイド 2023, pp. 140–141
  16. ^ a b 打首獄門同好会 [@uchikubigokumon] (2023年5月10日). "箇条書きで振り返る「ハライッパイ」の話". X(旧Twitter)より2023年5月10日閲覧
  17. ^ 月刊TVガイド 2023, p. 142

参考文献

外部リンク



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