Stir_(渋谷すばるの曲)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Stir_(渋谷すばるの曲)の意味・解説 

Stir (渋谷すばるの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 04:28 UTC 版)

Stir
渋谷すばる配信限定シングル
収録アルバム ALPACA 5
リリース 2022年12月7日
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル
時間 3分17秒
レーベル World art
作詞者 渋谷すばる
作曲者 渋谷すばる
ALPACA 5収録順
これ
(2)
Stir
(3)
7月5日
(4)
渋谷すばる シングル 年表
これ
(2022年)
Stir
(2022年)
ないしょダンス
(2023年)

Stir』(ステア)は、渋谷すばるの楽曲[1][2]2022年12月7日にWorld artから5作目の配信限定シングルとして配信リリースされた[1][2]

概要

制作

本曲は、翌月に配信リリースした「ないしょダンス」の様な自身が得意とするロックンロールではなく、意識的に「今までにやった事が無い感じの曲を作ってみよう」という考えから、シンセサイザーを使用して制作したという[5][15][16][17]。そのため、4つ打ちのビートとディレイ系のディストーションを使用したダンスチューンとなっている[6]

楽曲を制作する際は常にライブを意識しているというが、それでも曲調が異なるのは切り取ってる場面が違い、「ライブのこういうシーンで聴かせたい」という場面が異なる事だという[17]。本曲の場合はこれまで自身の楽曲の中であまり無かった「何も考えずに体が動いてしまう様な踊れる曲」として[16]、「お客さんがちょっと体を動かしてくれたら良いな」「あわよくば踊って欲しいな」というイメージで制作された[5][17]。また、本曲の制作がライブツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2022 二歳と1328日』の開幕前だったため、「ツアーで何曲目にやりたいな」とセットリストを意識しながら制作していたという[16][17]

自身は2022年9月から2023年1月にかけて、本曲を始めとした配信限定シングルを5作連続でリリースしたが、「配信で1曲ずつリリースする」という事に対して、「アルバムという考え方が嫌」という事ではなく、リスナーがアルバム単位で聴くよりも、楽曲が流れて来て気になった楽曲を「良いなこの曲、ちょっと聴いてみようかな」という感覚で気軽に聴く風潮が出来てると感じており、「(変化する時代の)良い所はどんどん使った方が良いのではないか」と考え、このリリース形態になったという[16]

また、円盤でのフィジカルリリースだと「出来立てホヤホヤをすぐにリリースする」というタイム感では出来ないため、「熱の高い時期にどんどん出していってみようかな」という考えに至ったといい、渋谷自身の中でも1つの挑戦だったという[16]。一方で、1stミニアルバム『ALPACA 5』で本曲がCD初収録となる際には、「配信だけじゃなく、(CDとして)手に取ってもらえたら嬉しい」「そこでまた楽しんでもらえるのが一番良い」とも語っている[14]

プロモーション

収録曲

  1. Stir - [3:17]
    作詞・作曲・編曲:渋谷すばる

収録作品

アルバム

脚注

注釈

  1. ^ a b 2023年1月にも配信限定シングル『ないしょダンス』をリリースしたため、実質的には"5か月"連続リリース。

出典

  1. ^ a b c d e 4ヶ月連続リリース第四弾は「Stir」! 12/7(水)に配信決定!”. 渋谷すばるです。 (2022年11月22日). 2023年9月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e “新曲連続リリース中の渋谷すばる、最後の1曲はインダストリアル感漂う「Stir」”. 音楽ナタリー. (2022年11月22日). https://natalie.mu/music/news/502359 2023年9月7日閲覧。 
  3. ^ “渋谷すばる 映画『ひみつのなっちゃん。』×主題歌「ないしょダンス」インタビュー 後編”. awesome!. (2023年1月24日). https://awesomemagazine.jp/2023/01/24/shibutanisubaru-02/ 2023年9月7日閲覧。 
  4. ^ 武市尚子「Disc Rush!! 新譜CD&配信作紹介」『B-PASS』2023年9月号、シンコーミュージック・エンタテイメント、2023年7月27日、74頁。 
  5. ^ a b c d e B-PASS 2023, p. 11
  6. ^ a b B-PASS 2023, p. 13
  7. ^ a b “渋谷すばる、真摯なロックを熱量たっぷりで届けるライヴツアー『二歳と1328日』オフィシャルレポート”. ぴあ. (2022年10月27日). https://lp.p.pia.jp/article/news/250417/index.html?detail=true 2023年9月7日閲覧。 
  8. ^ a b “渋谷すばるが現在開催中のツアーを紐解くオフィシャルテキスト到着”. SPICE. (2022年10月27日). https://spice.eplus.jp/articles/310002 2023年9月7日閲覧。 
  9. ^ a b 限定ミニアルバム『ALPACA 5』2023年8月16日リリース決定!”. 渋谷すばるです。 (2023年7月6日). 2023年9月7日閲覧。
  10. ^ a b “渋谷タワレコに渋谷すばるの"遊び場"出現、部屋にも「寄ってかへん?」”. 音楽ナタリー. (2023年7月6日). https://natalie.mu/music/news/531769 2023年9月7日閲覧。 
  11. ^ a b “渋谷すばるの全てを詰め込んだ遊び場"すば基地"が開催決定”. THE FIRST TIMES. (2023年7月6日). https://www.thefirsttimes.jp/news/0000300541/ 2023年9月7日閲覧。 
  12. ^ a b “渋谷すばるの音楽とその全てにまつわる自身の全てを詰め込んだPOP UP SHOP『すば基地』開催決定”. SPICE. (2023年7月6日). https://spice.eplus.jp/articles/320000 2023年9月7日閲覧。 
  13. ^ a b “【コラム】渋谷すばる、展示会『すば基地』は遊び場「秘密の場所をこっそり覗いてもらう感じ」”. BARKS. (2023年7月6日). https://www.barks.jp/news/?id=1000236644 2023年9月7日閲覧。 
  14. ^ a b c awesome! Plus 2023, p. 56
  15. ^ “【渋谷すばる インタビュー】今、自分の作る音楽がどう変化していくのかがすごく楽しみ”. OKMusic. (2023年1月20日). オリジナルの2023年1月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230123134300/https://okmusic.jp/news/506585?page=3 2023年9月7日閲覧。 
  16. ^ a b c d e “渋谷すばる、近況を語る「今、本当に自分が楽しめていろいろと向き合えているので、本当にいろいろとみんなと一緒に作っていきたい」”. SPICE. (2023年1月20日). https://spice.eplus.jp/articles/313576 2023年9月7日閲覧。 
  17. ^ a b c d “【インタビュー第二弾】渋谷すばる、音楽家としての自身を語る「映像と音はセットだなって思う」”. BARKS. (2023年1月20日). https://www.barks.jp/news/?id=1000229065&page=2 2023年9月7日閲覧。 

参考文献

  • 武市尚子「Pick Up Music 1 渋谷すばる」『awesome! Plus』Vol.18、シンコーミュージック・エンタテイメント、2023年7月6日、50-57頁。 
  • 森朋之「渋谷すばる 俺はここにいるぜ」『BACKSTAGE PASS』2023年9月号、シンコーミュージック・エンタテイメント、2023年7月27日、2-19頁。 

外部リンク

  • 紹介ページ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  Stir_(渋谷すばるの曲)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Stir_(渋谷すばるの曲)」の関連用語

Stir_(渋谷すばるの曲)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Stir_(渋谷すばるの曲)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのStir (渋谷すばるの曲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS