ハウゼリー・ロナ
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「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「ハウゼリー・ロナ」の解説
小説版に登場。マイッツァーの長男。交際していたパトリシアのすすめでロンデニオンのニックス・オックスフォード大学に入学し、政治学科を専攻する。卒業後は伯父であるエンゲイストの秘書となり、政界を目指す。これは、勘のいい彼が父の日常の言葉の端々から真の目的を洞察し、それを支援するためであったとされる。 宇宙世紀0110年4月の伯父の政界引退後、選挙組織を受け継ぐ。同年にテスと結婚、議員になり巨大な票田を背景に地球連邦政府の中枢に食い込んでいく。0113年4月、特殊鉱物資源の採掘を除き人類の地球降下を禁止し、不法居住者が一年以内にスペースコロニーへ移住しない場合は衛星軌道上からビーム攻撃を行う 「地球保全法」や、過度の延命治療と見られる医療行為に厳罰を下す「過当医療禁止法」を中央会議に上程するが、否決される。一方で、フロンティア・サイドの再建設計画において、「豊かで懐かしい街造り」を提唱し、大衆の支持を取り付ける。2度目の選挙に勝利したあと、0116年5月にふたたび「地球保全法案」を上程、不法滞在者のほとんどが地球連邦政府の閣僚と官僚であることを喧伝し中央議会の怒りを買うが、大衆からは支持され人気は上昇する。しかし0118年、事務所のあるホテルの前で狙撃され暗殺される。犯人は逮捕されるが、ハウゼリーを嫌っていたという供述以外に事件の背景は判然としないまま終わる。 漫画『F90FF』では、0115年のアメリアでサイド2市民に向けた演説の様子がテレビで放送される。「コロニー税」の一部が環境保全の名目で地球居住者のリゾート地開発に使われていると訴え、「ロナ家のプリンス」と大衆の支持を得ている。また、0116年1月22日にはロンデニオンのホテルで、入婿であるカロッゾに対し「家族」として親密な態度を見せている。 漫画『F91プリクエル』では、暗殺から半年後に、マイッツァーの自室の机に飾られた家族写真や、壁に飾られた肖像写真として登場する。
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