ニンテンドー3DS版バーチャルコンソール
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「バーチャルコンソール」の記事における「ニンテンドー3DS版バーチャルコンソール」の解説
2010年9月29日に開催された「任天堂カンファレス 2010」で、ニンテンドー3DSでもバーチャルコンソールが提供されることが明らかになり、2011年6月7日よりサービスを開始。同年12月22日よりファミリーコンピュータ用ソフト、2012年3月24日よりゲームギア用ソフト、2013年12月25日よりPCエンジン用ソフト、2016年3月4日よりスーパーファミコン用ソフトもラインナップに加わった。このほかにも、アンバサダー・プログラムの対象者にはゲームボーイアドバンス用ソフトも無償配信されたが、今後3DS用ソフトとして一般配信する予定はないとされている(詳細は別項)。 オリジナル版に近い解像度と残像を再現したモードや、プレイしている状況をまるごとセーブして何度でも再開できる「まるごとバックアップ」の機能がある。ゲームボーイ・ゲームボーイカラー用ソフトの通信機能は、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』、『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』を除いて非対応。ファミリーコンピュータ用ソフトは『アイスクライマー』の正式版(2012年7月4日配信)よりダウンロードプレイによる通信対戦に対応した。2人交代プレイのゲームは1台の3DSで1P・2Pをコントローラ切り替え機能で操作する仕様になっている。ゲームギア用ソフトは『コラムス』よりローカルプレイによる通信対戦に対応した。 ゲームボーイ用ソフトはすべてモノクロ画面、あるいは初代ゲームボーイ特有の液晶を再現した黄緑色の画面のみの表示となっており、スーパーゲームボーイやゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンスでプレイした際のカラー表示、および色の割り当てはできない。また、ポケットプリンタなどの周辺機器を用いた機能にも対応していない。 3DSのバーチャルコンソールソフトは1か月に数回程度で追加されており、主に水曜日に追加されていた。また、Wii版バーチャルコンソールとは違い、新しいソフトと配信予定日は基本的に水曜日に発表されるが、一部例外もある。 ホーム画面ではゲームボーイ、ゲームボーイカラー(ソフトは共通カートリッジに固定)、ゲームギア、ブラウン管テレビとファミコン(カセットは当時のソフトの色)、ディスクシステム本体、PCエンジン(初代)などが表示される。 2023年3月28日午前9時をもってニンテンドー3DSのニンテンドーeショップがサービス終了し、ソフトの新規購入ができなくなる予定。
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