ニュースネットワーク・報道特別番組の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:14 UTC 版)
「全国ラジオネットワーク」の記事における「ニュースネットワーク・報道特別番組の扱い」の解説
原則として、報道番組は文化放送をキー局として放送される。北海道はSTVラジオ、大阪はラジオ大阪がそれぞれ担当する。選挙報道や年末番組(「マイクの1年」)などの特別番組も同様である。なお、JRNは北海道ではHBC、大阪ではMBSが担当。大阪のABCはニュース ネットワークとしてはどちらにも関わらない(ABCニュースも参照)。 ただし、「お早うネットワーク」やナイターオフ時の19時台はニッポン放送がキー局となる。なお、ナイターオフ枠では2013年度 - 2018年度・2020年度の定時のニュース枠は関東ローカル枠のみの設定となっている。 北海道地区は「お早うネットワーク」のみ、STVラジオがネットを受けて放送する。また、東海地区ではナイターオフ時の19時台のみ、東海ラジオがネットを受けて放送(2009年度以降)、また同局では朝枠もCMのみネット受けしている。大阪地区ではMBSラジオが、福岡地区ではKBCラジオがCMのみネット受けを行っている。 朝枠・・・『お早うネットワーク』 前述通りニッポン放送の「お早うネットワーク」が系列33局で放送されるが、ニッポン放送との同時ネットの局、裏送りを受ける局、スポンサーのみをネット受けする局と局ごとの編成にゆだねている。なお、文化放送でも自社制作の一部を7局へ向けてネットしている。 昼枠・・・『ランチタイムニュース』 1978年にスタートした「お昼のニュース・パレード」を発端とする。1988年に「梶原しげるの本気でDONDON」が始まったころから「NEWS NOW」に、2005年の「寺島尚正 ラジオパンチ!」スタートの際に「ニュース・パンチ」へと改題し、2010年「くにまるジャパン」→「くにまるジャパン 極」→「くにまる食堂」となった現在は現行タイトルを名乗る。西日本放送、四国放送、宮崎放送、北日本放送、福井放送、ラジオ関西がネットしている。 夕枠・・・『ニュース・パレード』 もともと夜間に放送していた「ニュース・パレード〜今日のニュースから」が1980年に現在の17時台に移った際に夕方のネットワークニュースとして機能するようになった。ネット局の変遷もありながら現在は同時ネット局が33局。ほか東北放送がCMのネット受けを行っている。 夜枠・・・『ニュース』 ナイターオフに限りニッポン放送のワイド番組の中でニュースが設定されていたが2013年度 - 2018年度と2020年度以降は設定されていない。「オールナイトニッポン MUSIC10」や「上柳昌彦 あさぼらけ・4時台」の中で放送されるニュースが事実上のネットワークニュースとなっている。「MUSIC10」や「あさぼらけ・4時台」では通常のニッポン放送ニュース汎用ジングルを使用するが、あくまで全国ネットの時間帯であることを踏まえ「この時間のニュース・・・」や「朝一番のニュースを・・・」などと配慮した表現にしている。 報道特別番組 緊急時の特別番組は、ニッポン放送発と文化放送発とが交互に放送される。なお、HBCやMBSなどJRNとの重複加盟(クロスネット)している社の大半は、有事の際にはJRN発の特別番組を受けるケースが多いが、長時間にわたる場合は時間帯で区切って乗り換えることもある。。 なお、大阪地区での国政選挙や事件・事故・気象災害などの有事の際、MBSがTBS/JRN、OBCがQR/NRNを担当することもあり、ニッポン放送が中継やレポーターを呼ぶ際はABCとなることがある(これはABCが東京地区の事象を扱う際も同じことが起こることがある)。 なお、JRNと違って、「NRN」の名称は用いない。
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